ドラゴンクエストI・II(DQ2編)

ジャンル:RPG

対応機種:SFC

メーカー:エニックス

発売日 :1993年12月18日

DQ1に引き続き、DQ2をプレイ。

オープニング。

DQ1勇者はいくつかの新しい国(ローレシア、サマルトリア、ムーンブルク)を築き、ローラ姫との間に授かった子どもに治めさせたっぽい。

ムーンブルクの城が悪霊の神々を崇拝する邪教の大神官・ハーゴン率いる魔物に襲撃され、その知らせを受けたローレシア王が主人公を旅立たせるところから物語は始まるのだが、ここでふと妙な違和感が…。

これは、もしかして… DQ2初見かも!!!!(爆)

(ストーリーは全部知ってるんだけどねw)

DQ1→DQ2へと時を経て、セーブ場所やルーラ、扉(カギ)、レベル上限(30→50、45、35)等々に若干の仕様変更が見られる。

当時はこの仕様に確定するまで、あーでもない、こーでもないってゲーム性の向上に向けてめっちゃ会議とかしたんだろうな。すげーよ、エニックス。

セーブ場所と言えば、DQ2では街などでもセーブできる「便利な世の中」になったものの、DQ3では(各城の)王様のところでしかセーブできなくなっている。これも時系列を意識してのことだろうか。恐るべし…。

SFC版では主人公の名前に基づいてサマルトリアの王子、ムーンブルクの王女の名前が決定するのだが、サマルトリアの王子は「ランド」、ムーンブルクの王女は「ナナ」だった。「クッキー」と「プリン」が良かったな。後で変えておこうw

100年の歳月を経てこんな風習も出来た模様。DQ世界の中に文化人類学的側面を見た。

もはやネタになってるやつw
サマルトリアの王子を見つけて「いやー さがしましたよ」とか言われた時、ローレシアの王子はどんだけイラッときたことだろうw

DQ2のストーリーの中でも有名なシーン。

パーティー3人でのフィールド曲「果てしなき世界」は星ドラでもお馴染みで好き。

アレフガルド地方でのDQ1からの流れを汲んだ曲も嬉しい演出。

ムーンブルクの王女を仲間にした状態でムーンブルクを訪れると、ムーンブルクの地下で1人生き残っていた兵士の魂は王女の姿を見て安心し成仏するが、ムーンブルク王や恐怖のままに死んでいった兵士、ラーの鏡の在り処を伝えようとする者など現世に強い未練を持ったまま逝った魂は成仏しない。ゲームながら非常に心霊的・スピリチュアル的だと感じる。

懐かしのラダトーム&竜王の城。

他のロト装備は各地で大事に管理されているのに、ロトの剣だけは何故か竜王の城に。そのせいかめっちゃ弱い(おそらく長年放置でボロボロの状態と推測)。

DQ1で竜王を倒した際、DQ1勇者はロトの剣を置きっぱで行ってしまったのだろうか?

ゲームやマンガなんかでよくある、大型ラスボスに剣をぶっ刺したまま終わるアレか?

ちなみに、ロトの鎧はムーンブルクで管理されてたけど、(ムーンブルクの宝箱がからっぽなことからも)襲撃時に奪われてロンダルキアへの洞窟に隠されたものと推測。

どうでもいいけど、

王者の剣→ロトの剣

光の鎧 →ロトの鎧

勇者の盾→ロトの盾(DQ1には未登場)

じゃん?

…ってことは、ロトの兜は何ベースなんだろう?オルテガの兜かな?

(ちなみにDQ1には頭装備自体がない、でも、グラフィック見ると被ってる…ので、鎧とセットと思ったほうが良さそう)

竜王さんには奥さんと子どもがいた模様。ひいじいちゃんにそっくりですw

ラダトームで世界地図を使ったところ。
アレフガルドはDQ3で言う下の世界のほんの一部だったんだね。

突然紋章を集めることになったり、ベラヌールの宿屋で突然サマル君が倒れたり、この辺から一挙に色んなことが起こってマルチタスクになるのでもう訳がわかんなくなってくる(´-ω-`)

ロンダルキアへの洞窟突破。

ダンジョン難しすぎだろ!こんなんチート&攻略サイト無いとクリアできんわw

そして、ここでようやく、ルーラ⇒最後にセーブした場所へと瞬間移動という仕様の恩恵を受ける。

ルビス様、久しぶり!(*゜▽゜)ノ

ハーゴンの神殿に入るなりローレシアの幻影を見せられたり、十字架の床の中心で「邪神の像」を使うなど、 最後の最後までストーリー性に奥行きがある。

ハーゴンもかつてはこの世界を創造した精霊ルビスの狂信者だった(破壊の神・シドーに誘惑され、悪の道へ)と思うと、人の心の何とも危ういものよ…。

ハーゴンって人なのか?w

シドーとの戦闘は、ルカナン&スクルトでやられたらやり返す状態w

DQファンの間で物議を醸したこのセリフ。

(解釈は人それぞれであるが故、あくまでも自分の解釈だが)自分的には、このセリフはルビス様のセリフであり、ローラ姫のセリフでもあると思ってる。ルビス様が転生したローラ姫のセリフ、と言ったほうが妥当だろうか。

ということで、ついにロト三部作完結。

時系列でプレイしてみると、今まで気付かなかった繋がりや、DQ世界の歴史や文化、世界観の変遷なんかも垣間見れる。

また、前作(DQ1)に比べて各段にボリュームアップした内容、難易度の上がったダンジョン、謎解きや遊び要素の追加等々、まさに名作DQ3に向けての基盤がこのDQ2で出来上がったな、という印象。

さて、次はDQシリーズの中でも特異なDQ7をプレイしてみようかな。
DQ7はロト&天空両シリーズとも関係のない世界だと思われがちだけど、意外と両シリーズとの関係性を匂わせてるんだよね。

PSエミュの準備しなきゃ。

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