ナルホドくんが主人公のシリーズ1から3作目がリマスターされセットになってお得な3DS版。
GBAで発売され、ガラゲー・スマホ、DSに3DS、果てはPS4、Switch、Xbox One、Steamまで展開され、実写映画化されたり舞台化されたり。
いつぞやのセールで買ってそのままになってた。
たしかGBAで出たときに3の途中までやってたような…やってないような?
GBA発祥のタイトルがリマスターされたとはいえ、ほぼそのままの内容で現行機やSteamまで制覇したんだからある種の偉業といっていいかも。
謎を解いてシナリオを読むのが醍醐味なので核心を突くシーンやアイテムなんかは抑えつつ書いてみる。
貴族然とした服装と慇懃無礼なアクションが似合うライバル・御剣。
1はシステムもシンプルだし内容も概ね覚えていたのでサクサク進む。
私立ジャスティス学園が好きなので逆転裁判のキャラクターもだいたい好きだ。
大げさなくらいでちょうどいい。
が、進めていくと思わぬ伏兵がいた。
DSへの移植で追加されたシナリオ、第5話 蘇る逆転。
スタッフロールの後で開放される、1と2の間を埋めるエピソード。
やたらお弁当のバリエーションが豊富なおキョウさん。この人もかなり無茶苦茶。
新シリーズのキャラを登場させて伏線を張りつつ、ムービー演出やタッチ操作での科学捜査など急に「GBAのアドベンチャー」から「3DSのアドベンチャー」になって面食らう。
指紋採取、がっつりアルミ粉を乗せないと判定されずちょっと困った。
チュートリアルなんだからもっと粉乗せてねとか一言欲しかった所。
そして事件そのものが長い!
ひとつの事件の裏では別の事件が進行中であり、むしろメインがそっちなので登場人物の回想やら調査やらが倍近いボリューム。
操作そのものは至って簡単だが息切れする。
尋問中しかバックログがなかったり、調査中の移動が古いコマンド型だったりで長くて複雑な事件だとインターフェイスに若干ストレスを覚える…。
調査パートでうっかり見落としでもして進行が止まるとちょっと眠たくなってくる。
終盤には事件の概要が見えてきているのだが、聞かれた順番に対応する証拠を指摘しないといけないので思わぬ形で躓いたり。関連した別の証拠でも正解で良かったような…。
あとインパクトのためだろうか毎度毎度殺人事件である。このへんが神宮寺三郎とは違う。
時の過ぎゆくままに…は名作。(リメイクはBGM・グラフィック共に一新されて無念)
逆転という要素が必須なので証言はほぼ必ずウソがあるし、トリックが使われなくても捜査ミスのオンパレード。検察や警察が有能すぎると探偵役が目立てないのはお約束。
細かい所にツッコミだしたらキリがないが勢いで押し切るのは嫌いじゃない。
法廷で対峙する検事もどんどん格が上がって1作目から天才検事・生涯無敗検事が出てきてインフレ上等なのが潔い。
最後はなんやかんやで大団円っぽくまとめるからいいゲームだ。
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こんにちは。
逆転裁判123は当時GBAで全部遊んだのでプレイログ楽しみです。
それと私立ジャスティス学園、王道すぎる設定とみんな強烈にキャラ立ちしてるのがいいですよねぇ。
ガラケーにDS、スマホに据置と何世代もプラットフォームを跨いで配信されてるすごいヤツですね。
GBAを代表する一本といえるかもしれません。
ジャス学は熱血青春日記を何周もやりましたが、ドリキャス版をほとんど遊んでないのでいつか現行機で配信されて欲しいです。