ゲーム好き看護師です

THIS WAR OF MINE 【消えゆく残り火】#7【END】

26日目

前日夜にタラスが拷問を行っている姿を目撃し、これは取引してはだめだなと感じ撤退したわけですが、翌朝当のタラスが美術館を訪ねてきました

出迎えたルーベンも「またあなたですか…」とあきれた様子

タラスは「軍が本当に迫撃してくるぞ」と脅してきます

彼はルーベン達の身を案じているのではなく、入手したい書類が燃えてしまうことを気にしていました

今夜もまた同じ場所で待っていると告げられます

決して良好な仲とは言えないと思いますが、取引はしてくれるという笑

こちらは包帯や食料はまぁまぁ足りているため、煙草や飲み薬、燃料を交換します

この日の夜はミレーナを救出する前に、おそらく回収しそびれている芸術品を持ち帰れないかトライしてみることにしました

とりあえず斧を持って行ってみます

画面右側1階に隠れているアニヤが見えますでしょうか

このあと更に奥に侵入しようとしたんですが、見つかってしまい複数人が襲ってきたためあえなく退散しました

27日目

この日の夜は、いよいよ軍に捕らわれているミレーナを救出するべく、ルーベンで軍倉庫に赴いてみます

生存率があがるように、ヘルメットを装備

あと背後からステルスで襲えるようにナイフを持参

内部にはこの画面で見える限りの赤丸が2つ

つまり、中に二人は人がいそうな気配があります

内部に侵入

ステルスキルもまずまず成功し慎重に進んでいたにも関わらず、結局見つかってしまいめちゃめちゃに襲われた…

28日目

その結果がこれですよ…

ミレーナを一目見ることもなく、ルーベンは死亡

美術館に帰ってくることはありませんでした…


28日目の朝は、早朝からマリアが再び訪ねてきました

マリアとは、ミレーナが監禁されている場所で兵士にふるまう料理を作っているコックですが、前回プレイログでマリアからの手紙を運んでくれた勇気ある人物です

マリアが言うには、ミレーナは倉庫から脱出を試みた際に警備員に見つかりおそらく撃たれたと…

ゾランは「ミレーナは強いから…」とまだ希望を捨てずにいますが、脱出したはずの彼女はまだ戻ってきていないのが現実です

そして、軍が朝から重火器や爆弾をトラックに積み込み、今夜何か大きなことをしようとしている動きがあると

空を火の海にしてやるという会話も聞こえたということで、いよいよもう時間がないということでしょうか

マリアが去ったのちの二人の手記を見てみます

二人ともミレーナの身を案じてはいますが、早く準備して出発せねばならないだろうと語っています

あれっ

誰もルーベンの死について触れていない…

おそらくですが、ルーベンの死は完全なる蛇足というか…

二人ともステータスに「悲しい」がついていますが、ストーリー上あってもなくてもさほど影響はなかったということなんでしょうかね

無駄死にさせてしまったルーベンに心から申し訳なく思った瞬間でした

トラックを見ると、これまで光っていなかった脱出アイコンが点滅していました

これは本当に、いよいよ脱出せよというタイミングで間違いなさそうです

アイコンをクリックするとこんな表示が

これでNOを選んだらどうなるのかもちょっと気になりましたが、今回はYESを選択

すると、直後にサイレンが鳴り響き夜パートへ

重爆撃ですが、唯一「山道」だけは選択できます

ここが脱出ルートですね

画面が切り替わると、爆撃を受け火の海となっている美術館の中にアニヤがいました

もう美術館を出発したと思っていたのでびっくり

まさかゾランに取り残された…?

トラックがあったあたりを目指して火の中をゆっくり進みます

するとそこにはゾランが

なんだまだ脱出前だったのかと一安心

「今すぐ脱出するぞ!」とゾランが言ったその時

なんとミレーナが現れました

動きから撃たれたダメージを負ってそうですが、爆撃の中よくここまで辿り着けたもんだ…

再会の感動はさておき、3人でトラックに乗り美術館を脱出します

画面奥に見えるのはおそらく燃えている美術館です

少し離れたところに来れたところで、ミレーナがアニヤにトラックを停めるよう指示します(トラックを運転してたのはアニヤだったのか)

出血しており軽傷ではなさそうなミレーナ

心配するアニヤに対し、「そんなことはどうでもいいのよ、アニヤ」と返されます


「しくじったのよ、もうどこにも逃げられない」というミレーナですが、ここでアニヤが大佐と取引をしたから山道なら通れるはずと伝え、ミレーナに初めて「ヒル沼の戦い」を手放したことを話します

「あいつを信じるなって言ったのに!」と感情を荒げるミレーナ

捕まった時に兵士たちの話を耳にしたようですが、上官の目に入らないところでコレクションを入手することしか考えていないと

どうすればいいかわからなかったと謝るアニヤに対し「あなたのせいじゃない、できることはしてくれたんだから」と意外にも穏やかな返答をするミレーナ

そこから、ミレーナはある作戦を告げます

ミレーナは山道を通ってトラックで大佐の元に向かうつもりです

大佐がそこで待っていて、信用はできないけどリスクを冒さなければならないと

ミレーナは続けて、
私たちは何度も惑わされ欺かれたけれど、妥協すべきでないことや価値観もあるのかもしれない

そのせいですべてを救うことができないとしても

だから、あなた(アニヤ)は街に戻るべきなのよ

私たちの犠牲は決して無駄にしてはならない

この戦争はいつか終わるから、あなたは生き延びて、みんなが生き延びるのを助けなければならない

私たちの物語を語り継ぐことができる人たちを助けるのよ

そして、私たちが守ろうとした遺産を守っていってね

と、アニヤに語り掛けました

これから起こりうる悲劇の想像と共に…

(マルコフ大佐にトラックを乗っ取られ、撃たれるミレーナのシーン)

当然アニヤは「一緒に行く!あなたを助ける!」と言いますが、「あなたはやるべきことがある。いってちょうだい」と告げ、ミレーナはトラックでその場を去ります

この画面のあと、これまでの軌跡がエンドロールとして流れてきます

そして、大佐に奪われたコレクションについての情報が

「ヒル沼の戦い」は、大佐の手に渡ったのち取引されたようですが、戦後2年が経ち、匿名で提供された情報により、中東のある国の貨物船から絵画が再発見され、再建されたポゴレン美術館に戻されました

故ルーベンが大事にしていた「セフェル・ハ=ゾーハル14世紀」は、サミュエル・インスティテュート(コミュニティだったか場所の名だったか)の努力によって発見され、戦後まもなくポゴレンに持ち帰られたが、美術館には戻されなかったとのこと

今はそこで起きた悲劇を思い出すよすがとして、再建されたサミュエル・インスティテュートに保管されているらしいです

拷問をしていたタラスという男がしつこくよこせと言っていた「資産の買収と強要」の事件簿は、戦争の混乱の中で失われたものの、その中に名前があった目撃者のほとんどは生き残ったと

戦後、彼らは財産強奪に関する民事および刑事裁判で証言し、タラスを含む「住宅マフィア」の多くのメンバーが有罪判決を受けたそうです

タラスはやっぱり悪いやつだったじゃないか…

孤児院のニカという少女にアニヤが渡してしまった預かりものの本「ロスコ兄弟物語」コレクションは、孤児院の子どもたちの心の支えとなった他、母の死後おとぎ話に慰めを見出した小さなニカは、戦後それを持って行ったそう

のちに彼女は、旧グラーツナビアの兄弟たちの魅力的な物語を自分の子どもたちに読み聞かせていました

アニヤが家族から代々受け継いでいた「アニヤのネックレス」は、ニカにあげたんだそう

結果的にほとんどの美術品を金儲け目的のマルコフ大佐に渡す形になってしまいましたが、戦後、美術館の品が美術市場や世界中のプライベートコレクションに出現し始めたため、美術館のスタッフと目撃者の証言により、そのほとんどはポゴレンに戻されたということでした

このアイテムだけは戻らなかった…と

出てきたのは、私が序盤で燃やした彫刻でした

惜しかったな~

そして各キャラクターのその後ですが、

アニヤ:孤児院をやっていたアダムの元へ行き、子どもたちの世話を手伝った

戦後彼らはポゴレンに留まり、戦争孤児のための孤児院を運営した

ゾラン:コレクションの喪失とミレーナの死を受け入れることができなかった

終戦まで生き延びたものの、間もなく美術館の廃墟で自害した

ルーベン:一度はアニヤが助けた命も、結局は奪われてしまった

ということで、ハッピーエンドなのはアニヤだけという結果に…

ルーベンに関しては私のせいなんですが、ゾランはミレーナと美術品を失うゴールだとだめだったということが発覚

途中で、孤児院の子どもたちを街の外に逃がすための取引も持ち掛けられましたが、今思うとあれも多分罠だったんでしょうね

次遊ぶときはもう少し良いリザルトであがりたい

とても楽しかったので、また別エンド目指して遊ぶか、気が向いたら他のストーリーモードのプレイログも残してみようと思います

長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました

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コメント

  1. みみお

    おつかれさまでした。
    悲しい結果が多かったですが、こういうことが現実でも起こっているんだろうなといろいろと考えさせられるとても良いゲームですね。

  2. shiki

    みみおさん
    コメントありがとうございます!
    そうですね、こういうタイミングだからこそ、触れることができてよかったゲームだなと思いました。
    たらればを言ったらキリがないゲームですが、また別エンド目指して遊びたいと思います