のんびりと遊ぶ対人ボードゲーム好き。

エセ芸術家ニューヨークへ行く

紙と人数分の色ペンがあれば始められるシンプルなお絵かきブラフゲーム。あらかじめ決められたお題に沿ってみんなでひとつの絵を書いて、一人だけお題を知らされてないエセ芸術家を探すゲーム。文章での説明が難しいけど、公式サイトを引用すると次のような感じ。

みんなでひとつの絵を描いている中、ひとりだけ何を描いているのか分かっていないエセ芸術家がいます。いったい誰が当てずっぽうに描いているのかを見つけ出しましょう。ただしエセ芸術家に何を描いているのかバレてはいけません。自分がエセだと疑われないように、でもエセに正解がバレないように、うまく描くことができるでしょうか。

コンポーネントは色ペン、ホワイトボードのようになったパネルとその文字を消すイレーサー、そして紙。

ルール

芸術家、エセ芸術家、出題者の3つの役割がある。出題者はお絵かきには参加しない。

まずは出題者を決める。出題者は人数分のパネルに共通のお題を書き、自分以外のみんなに配る。このときひとつだけ空にしておき、その空パネルを配られた人がエセ芸術家となる。出題者とエセ芸術家はチームとなり、本物の芸術家を騙すようにゲームをすすめていくことになる。

そして出題者が絵のカテゴリー(答えがネコの場合は「動物」とか)を宣言したらゲームスタート。

時計回りに一人一筆ずつ線を引いていきみんなで一つの絵を完成させる。お題を知らないエセ芸術家は、さも答えを知っているかのように演技をしながら感で適当に線を入れていく。

全員が2回ずつ描いた後に誰がエセ芸術家だったかを投票する。エセ芸術家が一番票を集めるとエセ芸術家・出題者チームの負け。逆にうまく騙し通せた場合はエセ芸術家・出題者チームの勝ちとなる。


ただしエセ芸術家が一番票を集めた場合でも、何を描いているのかを当てた場合エセ芸術家・出題者チームの勝ちとなる。このルールのおかげで、答えを知っている芸術家もうかつに線を引けなくなり結構頭を悩ませる事になる。上手い絵を描くと芸術家チームが不利になるため、絵の得手不得手が関係なくなり絵の上手い人と下手な人が一緒に楽しめるようになっている。

ゲーム後

付属のお絵かき帳がよく出来ていて、日付やエセ芸術家のペン色、どちらが勝ったかなどを記録しておける。

自分は本物の芸術家でもエセ芸術家にお題がバレないように線を入れないといけないため、みんな様子見で当たり障りない線をいれていく。その結果なんだかわからない絵が出来上がる。

正式ルールとしては2巡後に投票ということになっているけど、出題者とエセ芸術家はチームなのでもし現段階でエセ芸術家が答えにたどり着かないと思えばもう一巡してしまってもいいかもしれないね。

描いてる最中も楽しいけど、書き終わったあとのあーだこーだ言ってる時間が楽しい。

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