のんびりと遊ぶ対人ボードゲーム好き。

ガイスターで遊ぶ

ハロウィンなので…という訳ではないが以前から気になっていたガイスターを購入。

運の絡まないアブストラクトゲームのように見せかけてかなり心理戦要素の強いボードゲームらしい。

ルール

チェスのように盤上のコマを交互に1手ずつ動かしていき、勝利条件を満たせば勝ち。かなりシンブルなルールなので一度プレイすれば誰でも理解できそう。1プレイは15分程度。

コマはオバケ型をしている。このオバケの背中に赤と青のマーカーがあり青が良いオバケ、赤が悪いオバケとなっている。マーカーは背中側についていて相手側からは見えないようになっている。


それぞれ4つずつ計8コマを手前の8マスに配置する。手前8マスの範囲内なら自由に配置できる。

適当な方法で順番を決め、交互にコマを1つずつ動かしていく。コマは前後左右に動かすことができ、相手のマスに重なると相手のオバケを取ることができる。

勝利条件

勝利条件は3つ。

①相手の良いオバケ(青)を全て取る

②自分の悪いオバケ(赤)を全て相手に取らせる

③自分の良いオバケ(青)を1個を、相手側のカドにある矢印のマスから外に出す

単純に青と赤を取り合うだけのゲームなら運ゲーになるところだけど③の青いオバケを外へ出すというのがミソ。

良いオバケを1コマでも外へ出させてしまうと負けになるので、出口に近づいてくるコマは阻止しなければいけない。しかし相手がその裏をかいてわざと悪いオバケを突っ込ませている可能性がある。さらにその裏をかいて良いオバケを単騎で突っ込っこませたり……といった心理戦要素の強い戦略ゲームとなっている。

プレイ

1回戦目

まずは配置だがどういう手がいいのかよくわからない。適当に中央4マスに良いオバケ、端に悪いオバケを配置してプレイ開始。

出口マスの前に壁わりに悪いオバケを置いておこう。

順調かと思いきや悪いオバケ3つを取ってしまった。あと1つ取れば負けてしまう…。この状態になるとうかつに相手オバケを取れなくなってしまう。

うまく左奥から良いオバケを脱出させて勝利!左手前にいる相手のオバケも良いオバケだったから、あと1手遅れてたら負けていたな。


2回戦目

配置は前回と同じ。今度はどう攻めよう。

わざと相手の前でフラフラさせて悪いオバケを取らせていく。悪いオバケ3つを相手に取らせつつ、左奥では良いオバケが脱出を狙う。

左奥の青オバケ脱出目前で悪いオバケ4つ取らせることに成功!2連勝!!

3回戦目

今度は良いオバケ悪いオバケを左右に分けてスタート。

悪いオバケを右に固めていたが、思ったよりも右側を攻め込んでくれない。読みが外れたか。

赤オバケだと思ってスルーしていた左手前の相手のオバケが、実は青オバケだったようで脱出され負けてしまった。3連勝ならず。

他の人のプレイ記録を読んで面白そうと思って購入したんだけど、実際に遊んでみると思ったよりよく出来ている。同じ相手と難度もやると相手の傾向が見えてきて、よりいっそう複雑な心理戦になってくる。1プレイが短いところも含めすごくよくできているなー。

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