2003年に任天堂から発売され、去年プレイログも書いた「バテンカイトス」ですが、2006年に続編である「バテンカイトスⅡ 始まりの翼と神々の嗣子(しし)」が発売されており、今回続編も久しぶりに遊びなおしてみることにしました
舞台は前作の「バテンカイトス 終わらない翼と失われた海」より20年前の世界
初代に出てきたキャラクターも出てくるので、2をプレイする上で彼らに会えるのが楽しみでもあったりします
あらすじ
前作同様、空に浮かぶ大陸に住む人々の背中には「こころの翼」と呼ばれるおおきな羽が生えています
今作の主人公であるサギも、初代の主人公であったカラス同様に精霊憑きであり、精霊(プレイヤー)と会話をすることができる希少な存在です
表向きは地方から出稼ぎのため、帝国のエリート軍とされる「暗黒部隊」に所属しているサギですが、そこにいるのには他にも理由があるようで…
大陸:帝国アルファルド
帝都ミンタカ
じめじめする部屋の寝心地の悪いベッドの上で飛び起きるサギ
不思議な夢にうなされていました
起きたタイミングで緊急招集がかかります
どうやら夜中である様子
そういえばサギはまだ新人のようです
あちこちで小言を言われますが、無視して指令室に向かいます
皇帝=帝国アルファルドの指導者であり、事実上の国王を暗殺するといった感じですかね
任務を言い渡された兵士たちがどよめきます
バアルハイトという人物の名が出てきましたが、彼は帝国の有力者です
細かい紹介はまたあとで
この世界は機械のことを「マキナ」と呼んでいます
マキナウィルとは人型兵器のことを指します
普通暗殺のような(しかもSランク)任務だと綿密な計画を立てて実行するもののイメージですが、そこらへんはゲームなので悪しからずですね笑
サギが暗黒部隊に所属している目的に、どうやら皇帝暗殺があったようです
その理由については、今はまだ明らかにされませんでしたが
マキナウィルの保管庫に向かう途中、指令室に居た女に声をかけられます
この女性はヴァララ(なんと18歳らしい)
そこらの兵士よりはちょっと偉い人物だったはず
ヴァララはここで立ち去り、あとから最下層兵士3人に囲まれ、戦闘のチュートリアルに入ります
今作の戦闘システムは、前作と同様にマグナス(カード)を選択するという点では変わりませんが、個々の必殺技以外はパーティのメンバーと共有するカードがほとんどを占めます
また、カードについている数(精霊数)は、前回はポーカーのように数字を並べてカードを選択することで威力が上がるプライズが付いていましたが、Ⅱでは単に並べることができる順番を示しているだけとなっています
0(武器・防御強化)→1(小攻撃)→2(中攻撃)→3(大攻撃)→4(必殺技)といった具合に選択していきます
数字がついていないカードは、そのターンでそれしか使用できないカードとなります
例によって完璧なチュートリアルだったにも関わらず、負け扱いとなっている悔しい
展開(残念ながら今作はこういう気持ちになるタイミングが多かった気がします)
馬鹿にされもうひと試合仕掛けようとした際、上司からお叱りを受けてお開きとなります
気を取り直し、マキナウィルの起動に向かいます
カプセルから一体のマキナウィルを出し、みんな足早に現場に向かっていきます
サギが選び開けたカプセルからは、他のマキナウィルとは見た目の異なるものが出てきました
ギロという名の人形は、男女の声優が同じセリフを同時に話しており、性別・年齢不詳となっています
ギロはサギが幼い頃に出会った不思議な人形であり、マキナウィルと似た外見を持つものの、意思を持ち言葉を話し、自分で行動することができます
サギが暗黒部隊に赴任する際、こっそり持ち込んだようです
冷静に考えて初陣が皇帝暗殺とはすごいことですよね
そして前作に引き続き、今作も精霊(プレイヤー)はその場の空気を読み、選択肢が出た場合にサギとシンクロした答えを選ぶことができれば、息の合った戦闘ができる(有利なカードを引きやすくなる)システムが採用されているため、会話も読み飛ばさずにちゃんと読んでおいた方がよかったりします
簡単そうなのに私は思いのほか外すこと多々あるので、ちょっと悲しくなります…
突貫工事な暗殺計画に見えますが、隊長とヴァララが表から陽動し、その隙にサギが指揮をとり兵士たちと侵入するというもの
皇帝暗殺に成功次第撤収し、翌朝本部で報告を受ける予定です
そう言ってヴァララと隊長は館の方に走っていきました
精霊の話に関して、何かタブーがある様子
そうこうしているうちに正門の方で爆発があり、警備をする兵士たちに動きが出ます
サギたちも館の裏口から侵入します
今回もその辺にあっていただけるものを入手することができるシステムが健在していますが、新たに追加された効果があります
入手できるマグナスの性質によって、耐性がついたり、逆にマイナスになったりするというものです(この場合、フルーツを入手しHPが上がりました)
また、水も持っているため、耐炎上性もアップしています
この屋敷では火属性の攻撃をしてくる帝国兵士と戦闘になるため、水を持てるだけ持っておく方が戦闘に有利になるというわけです
ただし、フルーツは時間が経つと腐ってしまうなど、マグナスの状態も変わるため、注意が必要です(腐ったフルーツを持っていると、HP下がります)
場面によって持つアイテムを考慮してみるのも、前作にはなかった面白いポイントのひとつです
館の兵士を倒しながら、皇帝の部屋まで辿り着きました
しかし、部屋の中から誰かの声がします
ここで声は聞きとれなくなり、サギは突入を決意します
中には見知らぬ男が立っていました
マルペルシュロは初代にも出てきた邪神の名ですが、思い出してくれた方がいたら幸いです…!
今回新たに「遺児」というワードが出てきます
男はサギたちの間を颯爽と通り、部屋から出ていきました
目的通り、皇帝暗殺のために前に出るサギですが…
皇帝はすでに殺されていました
ここでなんと、さっきまで指示を出していた隊長が帝国兵士を率いて現れます
はじめから色々と突っ込みどころのある計画でしたが、サギはまんまと騙されていたというわけですね
共に任務にあたっていた暗黒部隊の隊員も騙されていたようで、必死に弁解を試みるも帝国兵士が隊長の指示で発砲してきます
ギロがサギたちをかばいつつこちらも発砲しますが、逃げるしかないようです
皇帝の館の通路を逃げていた最中、
通路の壁を壊し、一体の怪物がサギたちの前に現れます
ここで怪物との戦闘になります
余談ですが、前作主人公のカラスは武器として2本の剣(ソードといった感じか)を使っていましたが、サギも剣(日本刀?)を使います
やはり主人公の武器と言えば剣ですかね
勝ったんだけど、例によって負けます…
ここで現れたのはヴァララ
やはりヴァララも裏切った側の人間のようです
サギが最期を覚悟したその時、
突然ギロが見たことのない光を発し始めます
そして怪物に襲い掛かり、さっきとは違う圧倒的な戦闘をします
弱ってくる怪物と別人のように闘うギロを見ていて、突然激しい頭痛に襲われ始めるサギ
ギロの一撃が怪物の脳天を貫いた時、サギは激しい頭痛で卒倒してしまいます
サギは誰かに声をかけられているものの、なかなか目を覚ますことができません…
怪物がやられた瞬間のスクリーンショットですが、我ながら良く撮れたなと自画自賛してしました…笑
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