スーパーファミコン版ロマンシングサガ2を、偏らずに(男女2:2で、武器や術の重複なしで)プレイしていきます。今回はついに最終回。前パートで快進撃を遂げた最終皇帝たちがラスボスに挑みます。果たしてどんな戦いになるのやら。
■~最終メンバー紹介~
役割分担(重複不可)
最終皇帝:女:体術、風&天術
キヤット:女:槍&小剣、弓
ヘクター:男:剣
ドレイク:男:斧&棍棒、水&地術
最終メンバーの詳しい紹介はpart.11をご確認ください。
ワンダーバングル、火龍出水、ベルセルクは使いませんが、それ以外はこの縛り条件である「男女2:2で、武器や術の重複なしで」という制約の中で自分の知識を総動員して、ここまで準備を重ねてきました。
経験者の方からしたら「アレは縛ってないのか、これも縛ってないのか」という状態ですが、それらを自分が知る限りフル活用してラスボスと戦います。
■~最終皇帝・後編~
さて、もうラスボスに挑むことができる状態になっているんですが、領土の制圧状況が残り南ロンギットだけなので、せっかくなのでまずは沈没船を攻略します。
Q. 沈没船はどんなダンジョンですか?
A. 嫌い。
Q. どんなダンジョンなんですか?
A. 大嫌い。
それではやっていきましょう。
宝箱はどうせ浮上島のものが回収できないので全回収は諦めて、沈没船の宝箱は全て無視でいきます。とにかく嫌いなダンジョンなので早く終わらせます。
ポーズ避けとセーブ&ロードを駆使して敵避けを頑張りつつ(あまり徹底するのもかえって時間がかかるのですが、戦闘回数で敵の行動パターンが増えたりするのが嫌なのでなるべく避けて)、奥にいるギャロンの亡霊のところに到着。
というわけで、ギャロン戦(2回目)です。
以前は残像剣で手下もろともサックリ葬りましたが、果たして今回はどうなるでしょうか。
世代が経過した後に1匹で出てくるので、パワーアップしてるんですかね?
皇帝のパンチで与580くらい、キャットさんの槍の素振りで与280くらいで撃破。
どんだけ弱いねん。
帰り道で雑魚敵を避けきれなくて全力で撃破しつつ、敵がいなくなったフロアでは通り道ですぐに回収できたお金の宝箱だけ開けつつ沈没戦から脱出。
スービエは出てこなかったので、トバで酒場の海女に話しかけて終了です。
これにて、制圧できる地域は全て制圧しました。
偏らずにプレイと銘打っているので、領土が偏らなくて良かったです(?)
さて、次はいよいよラストダンジョンです。
自動的にアバロンに戻ると、ナゼール海峡の南方である大氷原にモンスターが続々と集結中という知らせが届きました。
持ち物と技と術を最終戦用に直して準備完了。
見切りはロックブーケと巨人戦以外では特に意識していなかったので、あまりありません。
(↑最終皇帝は水術の担当ではありませんが、継承した術を残すことは禁止していないのでクイックタイムが残っています。魅了されて使ってしまったら縛り違反でリセットですが、どうせ最終戦では精神耐性を付けたので問題ないです。この縛りプレイが終了した後に遊ぶためにクイックタイムを残しています)
仲間たちの技と術はこんな感じです。
混乱させられた時に全体攻撃で被害が出ないように、全体攻撃は消しておきました。
装備も色々持っておいたし、準備完了です。
というわけで、セーブを分けてから(重要)、ついにラストダンジョンへ突入しました。
途中に少し近道があって、↓の場所まで来ると道が塞がってしまうのですが、セーブロードで抜けることができます。(少なくともSFC版では)
そして最終フロアまで進み、最後にして最悪の罠である「この先は引き返せないぞ」というメッセージが出るマスを越えました。
この後の固定敵を倒してから引き返してもイベントフラグが崩壊するとは思えないですが、引き返せない仕様になっているのはどうしてなんでしょうね。
その後も普通にセーブできるのがこのゲームの恐ろしいところで、自分の初見プレイはそうしてラスボスを倒せずに詰んでしまって、ゲームを最初からやり直すことになりました。
まあでも、もしラスボス前にセーブできなかったら、ラスボスで苦戦して何度もやり直しになった場合にその前の固定敵を毎回倒すのは面倒すぎます。
なので、詰まないようにできるのであれば、この後にセーブできるのはありがたい仕様ではあります。
この仕様であってもロマサガ2のラスボス戦は10時間以上もやり直し続けた生放送主さんも見たことがあり、それくらいの強敵です。
まずは前哨戦です。
最後に残っている七英雄であるスービエと戦います。
台詞の通り、実際に他の奴らとは一味違う攻撃をしてくるスービエさんとの戦闘です。
……が、
……スービエさん、第一形態です。弱いverです。
HP18000ですか? へー、そうですか。
1T:皇帝が妖精光(自身の素早さを上げる術)を使用。
ドレイクがクイックタイムを使用。はい、お疲れ様でした。
キャットが無双三段で与1667。
ヘクターが竜鱗の剣の線斬りで与3200↑。
2T:皇帝が千手観音で与4442、キャットが無双三段で与1700↑、
ヘクターがクロスクレイモアの乱れ雪月花で与3378、
ドレイクが高速ナブラで与2547(part.9の諸事情で斧Lvの育成があまりできませんでした)
……あ、クイックタイムを使い忘れました。
敵がヘクターに巻き付きで300近いダメージ。
3ターン目の千手観音4415で撃破!!
スービエはそう言って奥の部屋へと消えました。
さあ、いよいよ最後の戦いです。
技ポイントと術ポイントを回復して、装備を見直していきます。
魔石の指輪(精神耐性)とエルブンスキン(麻痺を防ぐ)は装備したら外せなくなるので、ここでもセーブを分けておきます。
キャットさんは申し訳ないですがメイルシュトロームなどに耐える必要はないと思っているので、他のキャラが要らないのではと思っている黒のガラドリエル(物理防御の高い体防具)を着て、あとは強化服と、拾い物のマイティヘルムを付けてみました。
(結局こうなるなら小手じゃなくて兜を開発していればよかったです。小手を装備すると弓の命中率が2割ほど下がるというのを途中まで知りませんでした)
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最終皇帝は妖精光で素早さが上がるので回避率にも期待しようと思っていて、重量が軽くて防御性能も優秀であるアバロンの聖衣を着ました。
ヘクターよりも最終皇帝の方が火力があるので、精神耐性があるソーモンの指輪は最終皇帝が付けてみて、残りの枠は一旦保留。
ドレイクさんはガチガチにバフを積む予定のキャラで、ステータス値はかなり上がるだろうと予想しています。物理攻撃はめっちゃ回避してくれるよね……?
属性耐性を重視して竜鱗の鎧を着て、精神耐性がある魔石の指輪を付けて、熱・冷・状属性の防御力が32もある虹の水環を付けて固めてみました。
ヘクターの活人剣が対象を指定する技じゃないので活人剣キャンセルのためにはそれよりもコマンドの入力順が遅いキャラが行動選択可能でなければいけないこともあって、コマンドの入力順が最後となっているドレイクさんは精神耐性を確保しつつ気絶もしづらいよう徹底しています。
(キャットの入力順よりも前にヘクターを配置すればより安全ですが、何となく女性2人を揃えてから男性2人の順に勧誘してそのまま戦ってしまいました)
ドレイクさんの装備が決まったのを受けて、最終皇帝の残り1枠は冷・状属性の防御力が20ある拾い物のラビットフットとしてみました。断熱服が2着あるのでそちらでもいいんですが、敵がとにかく色々やってくる可能性があるのでよく分からずに状防御も上げました。
(断熱服の方が良かったと思います)
ヘクターは活人剣キャンセルがどんな感じか分からなくて判断しかねるのですが、素早さ16という微妙なラインで先制率を気にするかどうかが1つのポイントです。
せっかくいい盾もあるのでまずは重装備路線を試してみようと思って、最終皇帝の初期装備である全身鎧のハルモニアスーツ(重量10)で耐久力を上げて、様々な属性攻撃に対して40%もの確率で発動するらしい竜鱗の盾(重量3)を付けて、残り1枠は熱防御と冷防御が32もある断熱服を着てみました。
……さてさて、さてさて。うまくいくでしょうか?
それではいよいよ、セーブを分けてから最後の敵と戦っていきます。
十分に準備をしたつもりではありますが、自分にとっては本当に未知の戦い方になるので、ドキドキしています。
最終セーブのゲーム内時間は35時間12分でした。
……では、いきます!!
凄まじく格好いいBGMが流れ、七英雄の本体との最終決戦が始まります。
いざ尋常に勝負!!
■~最終決戦~
まずは敵がロックブーケのみのところから戦いが始まります。
クイックタイムで完封するプレイヤー以外にとっては、この段階の内に補助やデバフなどを色々と積めるかどうかで後の戦況が激変します。
(このプレイの縛り条件でラスボスを完封することは多分できません)
なので、敵の形態が進む前に徹底的に準備をします。
敵のHPは6000×6+65535となっていて、ロックブーケのみの形態のHPは6000です。
1T:皇帝がミサイルガード。
ドレイクがかめごうら割りで与1245(確定で防御力半減)。
敵の攻撃はウインドカッターでした。キャットが161のダメージを受けました。
キャットのイド・ブレイクが命中して与354。3~4回命中させれば追加効果の魔力&冥力低下が大抵は発動する感じらしいので、4回命中させるのを狙っていきます。
ヘクターは活人剣防御の裏技を使用したつもりだったのですが活人剣が発動して空振り。
いきなり何をやっているんですか。技ポイントを無駄にしてしまいました。
2T:キャットのイド・ブレイクで与335(命中2回目)。
ドレイクが自分に霧隠れ。皇帝が月光でキャットを回復。
敵はテンプテーション(対策済み)。
ヘクターが活人剣の欄で防御するのはとりあえず成功。こうすることで回避率が大幅に上昇しているはずです。
ここまで与1934。
3T:皇帝がキャットにエアスクリーン。
敵はテンプテーション。
キャットがイド・ブレイクで与359(命中3回目)。
ドレイクが皇帝に金剛盾。ヘクターは引き続き防御。
ここまで与2293。
4T:皇帝が自分にエアスクリーン。
キャットがイド・ブレイクで与349。
イド・ブレイクは4回当てたのでこれで良しとします。
ドレイクがキャットに金剛盾。ヘクターは防御。
敵の行動メモが抜けました。被害はありませんでした。
ここまで与2642。
5T:敵はテンプテーション。
皇帝がヘクターにエアスクリーン。ドレイクがヘクターに金剛盾。
キャットが活殺獣神衝で与1506(1回目)。ヘクターは防御。
ここまで与4148。
6T:ドレイクはややこしいので金剛盾を自分に使い、金剛盾の全員分の使用を済ませました。
皇帝はソードバリアを一度選択してしまってから、あっ金剛盾がかかってるから重複しないんだと気付いてキャンセルして防御。
キャットが活殺獣神衝で与1568?(2回目)。
活殺獣神衝は腕力&素早さ5低下の追加効果を狙うためにあと2回撃ちたいですが、もう形態が変わってしまう寸前なので一旦打ち止めとします。
(弱い槍なども持ってきていますが、まずは高級傷薬をなるべく持って挑みました)
敵はテンプテーション。
ここまで与5716?
7T:ドレイクがキャットに金剛力。他3人は防御。
敵はテンプテーション。
8T:ドレイクがキャットに霧隠れ。他3人は防御。
敵はゴーストライト(不発)。恐ろしや……。
9T:敵はテンプテーション。
ドレイクが皇帝に金剛力。他3人は防御。
10T:ドレイクが皇帝に霧隠れ。他3人は防御。
敵はテンプテーション。
11T:ドレイクがヘクターに金剛力。他3人は防御。
敵はテンプテーション。
12T:ドレイクがヘクターに霧隠れ。他3人は防御。
敵はヘクターに体力吸収を空振り。
これで全員が身を隠して安全になりました。
(先に隠れると他キャラから補助をかけることができないのでこういう手順になりました)
ここから先はいよいよ竜脈の出番です。
竜脈は自身のステータスを一時的に上げる合成術で、一度行動すると(?)効果が切れてしまうらしいのですが、重ね掛けが可能で、更に幻体戦士法を使うと以後その効果を保持したまま戦えるようです。
どうせ幻体戦士法を使ったら分身がやられるまでアメジストの斧以外を使うことはできないので、今回はドレイクの残り術ポイント42を竜脈に全て費やしてみます。
竜脈の術ポイント消費は3なので、ここから14ターンかかります。
※竜脈のステータス上昇値は (水Lv+地Lv)/7+2とのことで、このプレイのドレイクは一発で+9の上昇値でしょうか。ステータス値は99までという上限があったと思うので、過剰に使用していると思います。
分身が剥がされた時に霧隠れやエリクサーを使ってから分身を張り直したい場合がありえるので、術ポイントは少し残した方が良いです。
13~26T:ドレイクが竜脈、他3人は防御。
全員隠れているので敵はテンプテーションもしくは防御。
27T:ドレイクが幻体戦士法。
敵はテンプテーション。
キャットが活殺獣神衝(3回目)で与1844で敵の形態が変化。他2人は防御。
与ダメージが6000を超えて、スービエが出現しました。
これからはロックブーケとスービエが攻撃してくるようになります。
ダメージを与えるごとにこうして敵の攻撃が激しくなっていきます。
(最大7回攻撃で有名なボスですがそれには色々と条件があって、このプレイでは1ターンにそこまで沢山の攻撃をしてくるわけではないです)
さて、攻撃を開始してみます。
斧技の高速ナブラは消費がやや多くて(コスパがかなり良い技ではありますが、どのくらい長く戦うか全然分からなくて)持たないかもしれないので、ドレイクさんはヨーヨーという斧技を使ってみます。
ヨーヨーは斧Lvが一定以上になるごとに性能が上がる技で、現時点ではあまり強くないですが、消費3の技なので技ポイントに関しては安心です。
28T:敵のサイクロンスクィーズでキャットが被383&スタン。
ドレイクのヨーヨーで与5055。これが竜脈14回の効果ですか。ふむ。
竜脈の重ねがけがあまりにも強すぎて楽勝だったら物足りないなと心配していたんですが、ほどほどに強い感じで良いですね。
皇帝の千手観音で与4408。この形態への与ダメージが6000を超えたのでノエルが出現。
敵はキャットにゴーストライト。キャットが魅了されてしまいました。
水&地術担当のドレイクさんが術ポイントを使い切った上で幻体戦士法を使っているので、魅了を直す手段はありません。恐ろしや。
これでビビってしまって、ヘクターの線斬りの与ダメージは確認できませんでした。
29T:敵が皇帝へつむじ風(ミサイルガードで無効)。
ドレイクがヨーヨーで与5000↑で形態変化でボクオーンが出現。
魅了されているキャットが敵に高級傷薬。縛り違反の行動じゃなくて良かったです。
皇帝の千手観音で与4361。
敵がキャットにウインドカッターをしたもののダメージなし。(正直気絶して欲しかった)
敵がキャットに電撃で201。キャットが瀕死になりました。
ヘクターが活人剣キャンセル線斬りで与4008。敵の形態が変化してクジンシーが出現。
七英雄5体目まで来ました。
キャットが魅了されていること以外は順調ですが、もしキャットの担当技能ではないパンチを使ってしまったり、加入時に元から習得している天術を使ってしまった場合は縛り条件に違反してしまうのでリセットとなります。恐ろしや。
30T:敵のペインでダメージを受けたキャットが気絶。(よしっ!!)(おいっ)
触手を皇帝が金剛盾で回避。
つむじ風をヘクターが盾で防御して0ダメージ。
千手観音で与4443、活人剣キャンセルしたか分からない線斬りで与4068。
敵の形態が変化してダンターグが出現。
ヨーヨーで与5000↑。
七英雄の6体目が出現し、あと与1000くらいで全員集合して最終形態に進む状態です。
間もなく本番開始といったところです。
竜脈は素早さも上がると書いてあったんですが、どうやらドレイクさんはそんなに行動順が早いわけではなさそうですね。
ドレイクさんは物理攻撃は回避してくれると思って属性防御重視の装備を整えたんですが、行動順がこの感じなら回避率はあんまりないのでは?という気がしていて心配です。
31T:敵の体当たりをドレイクさんが回避。(あ、ちゃんと回避してくれましたね)
ヨーヨーで与5000↑。敵が全員集合。
==========残り敵HP65535==========
稲妻斬りをドレイクさんが回避。(よしよし、ちゃんと回避してくれてますね)
千手観音で与4458。
触手を皇帝が金剛盾で回避。
テンプテーションは対策済み。
ヘクターが活人剣キャンセル線斬りで与3300台。
最終形態になったので敵がターン終了時に999の自然回復。
最終形態への累計ダメージ6759↑
いよいよ敵が全員集合しました。
これまで使ってこなかった凶悪な技も使ってくるようになります。
さあここからが本番です!!
32T:千手観音で与4436。
ヨーヨーで与5033(って、技ポイント的には高速ナブラで全然問題ないですね)。
敵はアビスゲート→アストラルゲート!!
……混乱第三段階+霧隠れの状態異常をヘクターが回避!!
多分活人剣キャンセルした線斬りで与3785。
敵が999回復。
最終形態への累計ダメージ19014↑
33T:敵はヴォーテクス。全員の金剛盾が消されました 。
恐ろしい展開になってきました。これが来たということは、この後は……。
ドレイクさんのヨーヨーで与5029(あ、高速ナブラに変え忘れてる)。
皇帝の千手観音で与4388。
ここで敵の行動はメイルシュトローム!!
スービエの得意技がここに来て炸裂しました。
なんと、活人剣キャンセルをしたと思われるヘクターがこれを回避!!
えっ、メイルシュトロームを回避……? マジで……? やっば。
ドレイクは被200未満、皇帝は被300近く。防具で対策した甲斐がありました。
線斬りで与3800↑、敵が999回復。
最終形態への累計ダメージ31232↑
ヴォーテクスで金剛盾が剥がされてしまった上に皇帝とドレイクが少し削られていて危険な状態です。果たしてこのまま押し切れるでしょうか?
次のターンの行動を入力していたところ、ドレイクさんの行動選択の位置がパンチになっていました。
……ん? なんだこれ。
あっ、ヴォーテクスで幻体戦士法も剥がされた!?
ひえっ……! かなり危険な戦況です。
34T:ドレイクが幻体戦士法。
千手観音で与4485。
敵は再びメイルシュトローム!!
あっ、活人剣キャンセルを忘れてた気がする……!
ヘクターまで被弾してしまって、ますます危険な状態になりました。
線斬りで与3817。敵が999回復。
最終形態への累計ダメージ38535↑
月光や高級傷薬で回復に回る手もありますが、七英雄の攻撃は激しいので、悠長に回復するのも考えものです。
金剛盾が剥がされていてかなり危険ですし、このままゴリ押しできるかどうかの勝負を挑みます。
35T:千手観音で与4485、
敵はマリオネット(ドレイクに向けてエフェクト)、皇帝とヘクターにミスの表示。
ここでドレイクが高速ナブラを使ってみたところ、なんか見たことがないエフェクトが出て与ダメージ表示なし。
……?????
ビックリしすぎてよく分からなかったのですが、「ゴーー!」という低い音がやや長い時間鳴っていました。
バグでフリーズしたわけではないのが救いでした。
もしかしたら高速ナブラのせいじゃなくてマリオネットのせいだったのかもしれませんが、この戦闘では以後ヨーヨーで戦うことにしました。自分が見ている攻略サイトでは竜脈からの幻体戦士法の後は「ヨーヨーを使うのが最適でしょう」と書いてあって、この時は「高速ナブラを使うとバグるのかな?」と解釈しました。
(高速ナブラについてはその後少し検証したので、この記事を最後までご確認ください)
ヘクターの線斬りが与3900↑。
テンプテーションの後、敵が999の自然回復。
最終形態への累計ダメージ45921↑
次のターンのコマンド入力をしていると、なんかドレイクさんの幻体戦士法がまた剥がれている様子でした。
えええ、さっきの現象のせいですか?
(幻体が剥がれていたことからしても、マリオネットで自分を攻撃したのがきっかけで先程の謎エフェクトが発生したのでは?と思います。幻体のHPが尽きた時の攻撃はダメージ表示がないので、ダメージ表示がなかった件も納得がいきます)
ここに来てまた幻体の張り直しで1ターン食うのは痛いです。
36T:千手観音で与4359、ドレイクさんが幻体戦士法。
敵は3度目のメイルシュトローム!!
あっ、幻体の張り直しに気を取られて、ヘクターの活人剣キャンセルをまた忘れてしまったかもしれません……。ヘクターもまた食らってしまいました。
ここで皇帝のHPが尽きて気絶しました。
色々ショックで線斬りの与ダメージを把握できず。約3800与えたものとします。
敵がHP999回復。
最終形態への累計ダメージ約53000
敵の残りHPはあと12000ちょっとと思われます。もう少しです。
頼む、頼む、耐えてくれ……!
ソウルスティールがターン開始時に気絶しているキャラに飛んで来る可能性ってありましたっけ? 気絶していたら見切りが発動しないので、もし皇帝が食らってしまったら一撃でLPが尽きて敗北です。
37T:ヨーヨーで与5022。
敵はマリオネット(皇帝に向けてエフェクト)。ドレイクとヘクターがミスの表示。
つむじ風がドレイクにミスの表示。
活人剣キャンセル線斬りが3849。敵が999の自然回復。
最終形態への累計ダメージ約60000!!
あと少し!!!!!
2人とも頑張れ!!!!!
しっかり活人剣キャンセルを忘れないように入力して……、
38T:ヨーヨーで与5000↑
・・・・・・撃破!!!!!
……ふぅ。
自分の入力ミスやら何やらで色々と危なっかしい戦いでしたが、ラスボス戦を無事に一発で勝ち切ることができました。
ドレイクさんとヘクターの実力はまだまだこんなものじゃないという雰囲気があり、見た目よりずっと楽な戦いだったのかもしれません。
それでも、こんな戦い方の経験が一切ない自分にとっては、とても緊張感があってヒヤヒヤした最終戦となりました。
■~プレイ終了~
エンディングの年表は年号と頭文字だけメモを取ったので、今までの記録と照合しつつ多分こういう内容だったろうというのを再現しておきます。
1001年 ジェラール皇帝:ヴィクトール運河奪回
1133年 ライブラ皇帝:術研究所
1135年 ライブラ皇帝:カンバーランド
1206年 ハリー皇帝:大学
1207年 ハリー皇帝:レオンブリッジ
1209年 シーシアス皇帝:ボクオーンを撃破
1425年 タンプク皇帝:ロックブーケを撃破
1478年 ソフィア皇帝:ワグナスを撃破
1479年 ソフィア皇帝:アバロン新市街
1535年 ジョン皇帝:ダンターグを撃破
1786年 しーな皇帝(最終皇帝):クジンシーを撃破
1788年 しーな皇帝:ノエルを撃破
1791年 しーな皇帝:ラストダンジョンにてスービエを撃破
1791年 しーな皇帝:七英雄との戦いにピリオドを打つ!
(ラスボス戦の35ターン目で謎の挙動をした高速ナブラについてですが、その後このプレイのセーブデータで最終戦をしてみたところ、ドレイクが霧隠れをして金剛盾を自分にかけて竜脈を14回かけて幻体戦士法を使ってこの記事と同じステータス値にしてから高速ナブラで普通に攻撃できることを確認しました。変な挙動をしたのはマリオネットのせいだとまでは言い切れませんが、その可能性が高いように思います。
ちなみに与ダメージは7700前後(かめごうら割りも使っておけば8400前後)もあって、他の3人は攻撃しなくてもドレイクが幻体を張り直しながら高速ナブラで攻撃しているだけでラスボスを撃破できました。
(SFC版なので高速ナブラが直前の行動の参照値を参照するバグはなく、竜脈→幻体戦士法で高い能力値のまま戦えました)
あ、キミ1人でいけちゃう感じだったんだね……。酷いオチが付きました笑)
■参考にさせて頂いた攻略サイト様など
・GCGX(ゲーム攻略・解析&ホームページ作成)様
・カエル研究室様
http://kaerulabo.web.fc2.com/index.htm
・天下一SaGa愛選手権2 Wiki*様
他に、自分がよく見ているboxさんという生放送主さんの配信から様々な情報を得て、参考にさせて頂きました。ロマサガ2を今でもプレイされていて、知識が非常に豊富で、敵避けの技術も大変素晴らしい方です。敵避けに関してはプレイログで伝えるのはなかなか厳しいので、boxさんの生放送のアーカイブでのプレイングを是非とも見てみてください。
https://www.youtube.com/@box9394
■~1週目の終わりに~
ロマンシングサガ2を偏らずにプレイ1週目、いかがだったでしょうか。
結果としては最初のウォッチマン戦以外では固定敵でのリセットはそれほどしなかったような気がしますが、技の閃き狙いや敵避けで沢山リセットしながらのプレイとなりました。
こうしたプレイログを書いていると、最終戦が絶妙な難易度になるような縛りプレイは自分の知識ではなかなかできなくて、他の方々のそういう縛りプレイがいかに精巧に構築されているかを改めて痛感します。とは言え今回に関しては、ロマサガ2が上手な縛りプレイヤーなら禁止してしまって逆になかなかお目にかかれないような戦法を自分なりに色々と試して遊ぶことができたので、個人的にはとても新鮮で楽しめました。
読んでくださった方も楽しんで頂けていたら何よりです。
今回プレイしてみて思ったことは、
・リセットして同じ場面をやり直す行為は「偏って」いたのでは?
・竜脈の重ね掛けで1人のステータスを上げまくる行為は「偏って」いたのでは?
・幻体戦士法で分身を作り出すことで男女比が「偏って」いたのでは?
というのが気になりました。
偏ったかどうかに何か強いこだわりがあるわけじゃないので、ただの言葉遊びですが。
とりあえずこれらを縛って、より「偏らずにプレイ」することを目指しつつもう1週遊んでみたいと思います。
//
というわけで、ロマンシングサガ2の「偏らずにプレイ」1週目はこれにて終了です。
お付き合いありがとうございました。
このまま2週目に続きますので、引き続きよろしくお願いします。
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