日々失われていくレトロゲームの情報を記録するために馳せ参じました

The Bard’s Tale II : The Destiny Knight その2

前回は死のスネアの謎を書いてみましたけども、分かりましたでしょうか?

ヒントは全て出てますけど、これだけで解ける人はそんなに居ないと思いますね

それでは解答いきましょうか、まずは シ)の場所で老いた戦士を仲間に入れます

次は サ)の場所で全員に水を飲ませましょう。毒状態になってしまいますが、これが正解なのです

この状態で ス)にいるトクシックジャイアントを倒す。

全員が毒状態でないとコイツは復活してしまうのです。

このジャイアントを倒した後は

メンバーの持ち物を見てみると、「トーチ!」というアイテムが手に入っています。

ジャイアントを倒しても何か入手したという表示などは出ません。

この「トーチ!」は普通の松明と違って使っても何か起きる訳ではない。ではどうするのかというと先ほど仲間にした老いた戦士にこのアイテムを持たせて先頭に配置する

そして入り口の ク)へ行くと、無事クリアになるという訳です。

この後は セ)で目的のセグメントが手に入ります

どうでしょうか?こんなの分かる訳ないでしょう。

のっけからこの難度ですよ、こんなのを7つもこなさないといけないのです

個人的に酷いと思ったのはセグメント#7、最後の破片の入手です

ここは小部屋が連なっている場所を突破して入り口に戻る、という事を7回繰り返さないといけないのですが、戻るたびにマップが変わるようになっているのです。

座標を確認しながら進んでいると確実に時間切れで全滅になってしまいます。

このヒントというのはなんとマニュアルに書いてあるのです。しかもどこで必要なのかも書いてないし、そもそも7回同じマップを歩くってのもゲーム中にヒントは無い。

これが分かる人はエスパーじゃないと無理だと思うんですが

なんとか全部の破片を集めました。これをある場所にもっていけば杖が復活します

この杖を使えるのはアークメイジというクラスのみ

来たぁ~

<運命の杖>を復元して無事ディスティニーナイトになりました。

この伝説のクラスはどんな能力を持っているのでしょうか?

そしていよいよラゴス・ザンタと激突です。

こちらは伝説のディスティニーナイトがいるんだぜ、負けるわけがない

決戦が始まると、なんとお供のバルダーガードが30体の2グループで計60体も前線を守っていました。おいおい多すぎだって

しかもこのバルダーガードには普通の攻撃は当たりません。<運命の杖>を使った攻撃しか通じないのです。60体の猛攻を凌げるはずもなくメンバーは次々と倒れていきます。

ここで気付いたのですが、ディスティニーナイトだけはHPが0になっても全回復するのです。つまり人知を超えた能力というのは無敵になるという事だったんですね。アホかっちゅうねん

RPGで無敵なんてやっちゃ駄目でしょう。もうここはイベントバトルみたいな物ですわ

アホかっちゅうねん

もう呆れかえったまま戦闘を続けて、ついにラゴス・ザンタは倒れました。

なんかしっくりこない所に国王が登場してエンディングに入ります。

攻略情報がロクに無かった当時にこの画面を見れた人は果たして何名いたのでしょうか?恐らく大半の人は途中で放り投げたと思います。PCゲームは難しいほどいいという風潮がありましたけど、これは難しいのではなく理不尽なだけです。

実はこの後にバーズテイル3も発売されているのですが、ネットを見ても国内はおろか海外でも情報は殆どありません。途中で投げちゃったゲームの続編なんて買いますか?

製作スタッフさんたちよ、アンタたちはやりすぎちゃったんだよ。

まぁそれでも挑戦してみようかと思っている奇特な人へ向けて書いておきます

グレイ・クリプトというダンジョンの地下1階に合言葉を入力する場面があります

合言葉は2つありまして、一つは出口の階段を出す言葉。もう一つは地下2階への階段を出す言葉になっているのですが、両方ともフロアを捜索すると見つかるかと思います。

これは地下2階への言葉です。「Wise one」ってなってますね

しかしこれを入力しても違うと言われてしまいます。もう片方は普通に入力すれば通るのですが・・・

ここで入力する言葉は「Wize one」なのです。どちらも同じワイズワンと読むので恐らく製作時のミスでしょうねこれ。ポニーキャニオンさんもここまではチェックしきれなかったでしょうから責めてはいけません。

続編というのは大抵難易度が上がる傾向にありますが、難しくすればいいってもんじゃない。今回は悲劇の作品、バーズテイル2を紹介してみました

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