日々失われていくレトロゲームの情報を記録するために馳せ参じました

The Bard’s Tale II : The Destiny Knight  その1

ご無沙汰しております。

今回はこのゲームの話をしましょう

・The Bard’s Tale II : The Destiny Knight

発売年 : 1991年

発売元 : ポニーキャニオン

ジャンル : 3DRPG PC-98

クラシックRPGとしてバーズテイルの名前を知っている人いるんじゃないでしょうか?プレイした方なら分かるかと思いますが、このバーズテイルというゲームはウィザードリィなんかと比較にならないぐらい難しい作品であります。

初代が好評だったので続編が作られた訳ですが、このバーズテイル2はかなりの問題作になっております。製作スタッフが暴走しすぎたのか知りませんが、自力でクリアするのはほぼ不可能でしょう。攻略を見てもどうしてそんな回答になるのか訳が分からないという有様です。

ストーリー

悪の魔導士マンガーからスカラブレイの町を救った冒険者たちの元へ一通の手紙が届く。差出人はサラドンと名乗る賢者であった。

手紙にはラゴス・ザンタと名乗る悪の魔導士から国を守ってくれという内容の事が書かれていた。

ラゴス・ザンタは700年の間国を守り続けていた<運命の杖>を破壊してしまったというのだ。杖は7つの破片に砕けたのだが、強大なラゴスの力をもってしても破片を消し去るのは不可能だったらしい。

現在7つの破片はそれぞれの場所に隠されている。伝説には<運命の杖>を再び一つにせし者は人知を超える力が宿るという話である。

このゲームの目的はセグメントと呼ばれる杖の破片を入手し、ラゴス・ザンタを倒す事になります。

ウィザードリィにも似たようなシナリオがありましたね。あちらは1982年が初出になっておりまして、前作からキャラクターを転送するとすぐ終わるという意見がよく来てたようです。

それを汲んでかどうか知りませんがこの作品はボリュームありすぎでしょう

今作品から野外のマップも追加されました。各地に点在する町やダンジョンをめぐって旅をすることになります。

他にも戦闘時に距離の概念が追加されました。近接攻撃をするには10’の距離まで近づかないといけません。これもうまく機能してるとはいいがたく、距離を詰める手間が増えているだけというのがちょっと

遠距離攻撃が出来る武器なんかは中盤を過ぎないとロクなのが手に入らないですし、魔法も消費がデカすぎてそうそう連発できないときてます

杖の破片があるダンジョンには「死のスネア」と呼ばれるゾーンがありまして、ここの謎を解かないとセグメントの入手はおろか脱出も不可能という仕様になっております。

敵は出てこないのですが魔法の使用は不可、さらにリアルタイムで制限時間があるというフザケ具合。最初はほったらかして飯を食ってたらいきなり全滅してたのは参りました。

ちょっと紹介してみましょう。最初のダンジョン、The Tombの地下3階です

中央の赤い場所がスネア・オブ・デスと呼ばれる場所です。

基本的にこのゲームは同じ階層にヒントがある。ワープはA→aといった具合です

ア)上階からの階段

イ)壁に何か書かれている

ウ)ここにもヒントがあった

なんのこっちゃ?

エ)ここに書いてあったのは

オ)ダークゾーンの中にあった部屋では


うーん何がなんだか


カ)この部屋にいる老人からは、次のダンジョンへのヒントがもらえる

キ)ここから死のスネアへと飛ぶことができる

ク)入り口でのメッセージ

ここから魔法の効果が消され方角さえも分からなくなってしまうのだ。メッセージは脅しではなく、脱出の方法が分からない場合は野垂れ死ぬことになってしまう

ケ)ここで言われる内容は

ここでなんとなく何かを飲めばいいのかな?というのは想像がつくと思います

コ)ここは回転床になっている

サ)ここには泉がある


不穏な内容のテキストどおり、この水を飲んだメンバーは毒に侵されてしまうのだ


シ)ここの場所には年老いた戦士がいる

仲間に入れることが可能なのだが、HPはわずか20程しかない。こりゃ戦力にならんな

ス)ここにはトクシックジャイアントが待っている

全て書いてみました。

ここまでのヒントを元に何をすればいいのか分かりましたでしょうか?

解答は次回に

この記事を共有する

関連記事