久しぶりになにか書いてみます。コンパイルはディスクステーションからディスクサーガシリーズの一つです。以前遊んだ「焼けよ剣!」にも竜が出てきたし、なにか関係ある話なんじゃないかと。
青空に映える城壁……美しい国ですがその名前はチガリア! あ、ああ……「焼けよ剣!」に出てきた竜が襲った国の名前じゃないか。
チガリアは突如竜に襲われる。
「街を燃やしながら飲む酒はサイコーだぜぇ!」などとふざけたこと言ってる竜の前にリカードなる名の勇者が現れる。その際音楽が切り替わるのですが「この曲は!?」とか言ってるの。いやアンタらにBGMは聞こえてないでしょとか突っ込んでしまう。これだけ炎上がっているのにこの緊張感のなさ……いいぞいいぞ笑
「まだ戦ってない中ボスがいるだろフラグ無視するな!」「中略はよくあること」
「俺が用意した特殊効果とアニメはどうなんの!」「メモリ不足ってことで」
なんなんだこの会話……メタフィクションなのか? いや、これぞコンパイルノリ。昔は苦手だったけどプレイログ書くようになってからなんか平気になったなぁ。
勝敗はあっけなく決し、リカードが辿ってきた超王道なファンタジー冒険譚が語られ、スタッフロールも流れ終わった。見るだけのゲームだった……
さすがのおふざけゲームでもそんなことはない笑。ここからゲームスタートです!
騎士が酒場を訪れ、レイターなる人物に呼びかけている。勇者が呼んでいるので城に来てくれと。
レイターは画面真ん中のなんか目つきが悪い少年だ。なんと、リカードの弟だという。城で優雅な暮らしをしているのであろう勇者に対し、弟は酒場で働いている、と。べつにオーナーでも店長でもなく、ただの店員。結構コンプレックスありそうね。
最初にレイターを出迎え、リカードの元へ案内してくれたのはこの国の王女にしてリカードの婚約者リューリア・フォ・チガリア。お上品そうな女性に見えるがはたして。
で、勇者とご対面しましたがなんだその冴えない表情は? そしてレイターの下世話な言葉よ。こんなふうに冗談飛ばせるならコンプレックス云々は杞憂だったな。
勇者のこの惨状は竜との戦いの際に呪いを受けてしまっていたかららしい。
今日レイターを呼んだのは「街の中心に竜を封印したから住民から苦情が来て片さなきゃならないけど私はこの様だし代わりにやってくれ」と頼むためだった。勇者である私と同じ血が流れてるんだからできるだろ、と。うーん……酒場の店員だけど戦いの訓練とかしてるんだよね? 違ったらバカすぎるぞ……お馬鹿なゲームだからイイけど笑。
「冗談じゃねぇ!」と帰ろうとするレイターですが、勇者と姫が目をキラキラさせてバカップルな感じを見せつけ、レイターもノリノリで「兄貴そこで押し倒せ!」なんて心の中で思ってたりしましたがここで勇者にかかる呪いがどんなものか判明。それは下痢……だった。
慌ててトイレに駆け込む勇者の情けない姿を見て、そりゃ笑うわなぁ。いや苦しんでる人を笑っちゃいけない……けど笑。
愛する勇者を笑われて姫がキレてしまう。いずれ義弟となるレイターに姉の恐ろしさを知らしめる意味も込めてギューッと首を絞める。王家に伝わる護身術らしい。首締めが?笑
コロコロ変わる表情が楽しくてしょうがない。そして王女お上品説はあっという間に崩れ去ったな。
そのまま意識を失ったレイター。なんと失禁してしまったらしく、そのことを酒場のウェイトレス (レイターがご執心らしい) に教えるぞと脅され竜の封印をどうにかこうにかしに行くこととなったのでした。うう、姫の表情が怖すぎるってば。
さて、ここでレイターがしなければならないことが勇者の口から教えられます。
まずはシャラーン高地にある地下迷宮に行ってくれだと。よーわからんけど勇者がすっ飛ばしたイベントになにか方法が隠されているかもなどとまたもお馬鹿な会話が繰り広げられるのでした。
竜の封印がどうなってるのかの話がないからちょっとポカーンなんですよね。住民から苦情がってことは、封印が解けかかっていて呪い振り撒いてるとかそういう?
ひとまず酒場に戻る。
店長はしばらく休んでいいと言ってくれた。有給休暇にはしてくれなかった笑。
で、大きく写っているのがレイターご執心のウェイトレス春眠ちゃんだ。「私を置いて行ってしまうアルカ? 捨てないでほしいアル!」そんなこと言うもんだから、なんだもう付き合ってるのかと思ったらただの昼メロごっこだった。ま、仲が良さそうではある。
ほかにお客さんにも話を聞くことができる。竜に家を焼かれたから保険金が入ったってんでそのお金で飲みに来てる人とか、竜を食べたいという人とか……。
兄貴にもらったお金で装備をととのえる。つーか越後屋だと? 「焼けよ剣!」であんな悪事働きながら今もちゃっかり営業してやがる。まぁひとつの地方店がやらかしただけだったしな。「焼けよ剣!」で語られたことから察するに本作は500年後の話のはず。息の長い企業だねぇ。
さぁ街を出てシャラーン高地へ向かいましょう。
狭くわかりやすいダンジョン。ただ、移動速度がやたら遅くて変に広く感じたり。
開かない扉があり、開けるヒントがこの石版に書かれているんですが意味不明。埒明かず早々に撤退を決めるレイターでした。冒険の始まりは拍子抜け。
敵は結構強いです。いや強いというか攻撃が当たらない! こっちも避けまくりなのでとにかく勝負がつかないという状態。
兄貴に伝えると「じゃあターゲット変更! 次はファーレント山脈だ」などと……行き当たりばったりというか思いつきだけで行動してるというか……。実際そこに行けばなにがあるかとか勇者もなーんにもわかってないらしい。自分が行くはずだったけど行かなかったからそこでのイベント見てないとかそれだけだから笑。
というわけでファーレント山脈の洞窟に来ました。なんか人が住んでいるみたいな形跡があるが誰もいないし調べても反応なし。右に道があるなぁとか思いながら進みますが……
ちょーっと敵が強すぎるなぁ。レベル上げしてから進むことにします。
それにしても、面白い! こういう小規模作品は癒やされる……いや、こういうゲームしかもうできなくなっているというか。このところ大作 (ティアキンとかFF7リメイクとかテイルズ オブ アライズとか) を続けて途中で投げ出しているので、この背徳の竜で最後まで遊ぶという感覚を久しぶりに思い出したいもんです。
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