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永遠のフィレーナを楽しむ その16 (終)

使用しているパソコンがWindows10を動かすには力不足のようで、Windows7のようにハキハキ動いてくれないんで困っている今日このごろです。

帝国の本拠たる南の大陸に降り立ち、やっとフィレーナの旅も終わりを迎えます!

大陸をうろつくも、帝国の本拠地 (ドラゴニアタワー) らしき姿はまるで見えず。

かわりになにやら洞窟を発見。早速乗り込むと、タワーから運の良さだけで脱走してきたというロンという爺さんがいた。ロン曰く、タワーは心の目で見なければ見えない……が、透明人間の姿を見るのと同じく色のついた粉でもかければいいとのこと。

はてなんのことやらと思ったんですが、ボーの崩壊の時にこんなアイテム手に入れてるでないの! みえないもののすがたをあらわす……ロンの言ってる粉とはコレのことだな。大祭司のような高位な人が持っていたモノだから、偉い人も出入りの際に使ってるんだろうな。

しかし使っても効果無しとしか表示されない。使う場所間違ってる?と思いつつうろついてると、なんか怪しい地形発見。ここ、入れる!

盲目期間が長かったフィレーナ、ロンの言う心の目も発達していたみたいで、ここにタワーがあることを察知。オーロラパウダーで入口も発見! ついに、ラストダンジョンだ……

入っていきなりかつて倒したはずのグランブレーンの死体が。体は腐っており、もはや動くことはなさそうではあるが、だとしたらなんでこんな丁重に保存しているのか?

フィレーナ達の使った船が早くも発見され、何者が上陸したのだ?と慌てふためくバラバ3。対し、バラバ1はだからどうしたと余裕を見せる。この態度が3の逆鱗に触れ、言い争いに。

結果、1の殺人レーザーで3は死亡。

そして驚愕の事実。帝国の支配者はとっくの昔から1であり、グランブレーンとてその命令で動いていたのだという。なぜ自分の立場を隠していたのかなどは謎。どんな意味があるんですかね。

多層的なダンジョンで迷う迷う(笑)

イイお宝が見つかることもあるんで、全部ゲットしたいところだけど流石に無理だった。

なんせ敵が強いんだもの。

一戦ごとに回復必至のめんどくささで、もうお宝はいいや~ってなっちゃいますよ^^;

物語の途中で度々映されていた黒い悪魔の本部……フィレーナ達は見たことないかもだけど、プレイヤー的にはついにここに来たってちょっと感動(笑)

早速戦闘になります。ここで明らかになるのは、バラバ1はルシベにいたガイラスだったこと。本名はルーブラムというらしい。コイツ、ルシベではアッサリ負けて逃げていく描写もなかったけどなんで生きとんねん?

それにあんまり驚きもないよね、へぇ~そうなん……ぐらいにしか思わなかった。やっぱこういうのはもうすっかり忘れてる人が正体とかでないと。ドラの統率官が正体だったらきっと驚いた(笑)

無茶苦茶強い……コイツの攻撃はこちらの防御力を低下させる効果があるんで、どんどん受けるダメージが上がっていく。何度かの全滅を経て、とにかく回復命の姿勢で挑むと徐々に体勢を立て直すことができて勝てた……はぁ~口だけのトップじゃないわ凄い実力だった!

……バラバ3が殺された時点でまだ数人黒い悪魔残ってたけど彼らはどうなったんだろう?

帝国のトップを倒して終わりじゃない、海に命を蘇らせなければ。

そんなことを話していると、いつぞやも見た謎の胎児が登場。

生まれる予定のない命……?

ホントに胎児か? もうしっかり赤ちゃんじゃないか(笑)

さて、帝国の実験のせいでこのような生まれる予定のない命が生まれているらしい (なんか矛盾)。ミメズの命を命とも思わない実験をしていた帝国だから、将来ミメズが生むはずだった命がーみたいな話か? 凄い科学が発展してる世界なのに随分と観念的な話になってきたな……

胎児は綺麗な海なら「生まれ」ることができるんだそうで、フィレーナに命の壺を海に沈めて欲しいと頼んでくる。うん、それはこっちの宿願でもあるんで頼まれなくてもやるんですがね、肝心の壺はどこにあるの?

胎児の帝国を憎む気持ちが「にくしみの心」なる怪物を生み出し、そいつが壺を奪ってしまったらしい。自分が生み出した存在なのにもはや胎児の手には負えない存在なんだと。

にくしみの心が支配する妄想の部屋なる場所へ飛ばされた一行。ここでは愛する人が恐ろしい妄想となって現れるそうだ。バッドトリップ?

ミリカやフィスなど縁の者に迫られるも、妄想だとわかっているからかどうなのか戦うことができないフィレーナ。

するとミリカ達の姿がなにやらオドロオドロシイ怪物に!

にくしみの亡霊との戦い。コイツが胎児が言ってたにくしみの心か?

強敵だけど、ルーブラムに比べたら全然でした。

あ、ああ、にくしみの亡霊の精神がにくしみの心だったか。

連戦でしんどいですが、これもルーブラムよりは弱かった。

倒すと、妄想の部屋からの出口が開き、そして命の壺も!

これで真にフィロセラが復活するんだな。胎児もやっと生まれてこれるんだな、海で生まれる人間ってよくわからんけど^^;

母なる海とか言うし、そういう比喩かなにか?

トップを倒したといっても残存兵とかいるわけで、戦争は続いている模様。

ヤコスとソフィカも来ていますが、王女の帰りを待つ役目ということで、戦闘には参加していないようです。老人と子供ってこともあるけれど、なにより貴重なフィロセリアンだものねぇ。

フィロセラ王宮へ向かうべくタワーから脱出したフィレーナ達。

しかし死んだはずのグランブレーンの様子が……? この赤い玉は移動装置か何かのようで、フィレーナの後を追うように飛んでいった。まだ戦いは続くの?

壺を海にって時に、やはりやって来やがったグランブレーン。

ネストがコイツの正体を暴く。帝国の実験が生み出したレプリカント……つまりはロボットだと。体は腐ってたって言ってたし、皮膚は人間そのもので、中身がロボットとかそういう? ただ、バラバ1がお前は人間だとでも教育していたのか、自分がロボットであることを全くわかっていない様子。なんか、可哀想な気もする。

それにしても帝国のやることってすごいな。フィスみたいに人間を改造もできるし、こんなロボットも生み出せるし……

完全なイベント戦闘でした。ボス戦続いてホントにしんどかったんで心底ホッとした(笑)

フィレーナが壺を沈める。

レプリカントは綺麗な海では生きていけないらしく、溶けていった……

この海にやってくる生命はどんなものなんだろう? あの胎児? 未来に生まれるはずだった命がやってくるとか、感動的じゃないの。

新しいフィロセラを作る。フィレーナがそんな決意を口にしたシーン。

…………おい、犬! ナニをいちゃついてるんだ!(笑)

ここは……フィロセラ最後の生き残りたる二人の戦士が沈みゆく王宮を見ていた所だ。

この場所でフィレーナは何を思うのか。

ゼナとの剣術の稽古、ミリカを失った橋、リトルラリテニア……長かった旅の回想。

まぁプレイ時間としてはそんなにかからないゲームでしたが^^;

アマネラが生まれた子と共に来てくれた。

もうクレチアハンターを恐れて移動する生活、しなくていいんだな。

絵、完成したんだな。

それよりも注目はリラがフィレーナの妻ってな位置にちゃっかりいることですよ!(笑)

ま、まぁ、科学の発展してる世界だ、二人の間に子も生まれるさ。いやでもそんな摂理に反することしてたら帝国と同じかもしれないな……この二人の将来どうなんの? 原作に答えがあるのかっ!?

リラに無理やり女性らしい格好させられて赤面するフィレーナです。

もう、女同士ですがなにか?と言いたげなリラが可愛すぎます(笑)。国王と女王様のおなーりーみたいなシーンでしょ、これ。

ぼんやりスタッフロール眺めてたんだけど、サウンドだけかもしれんけどツェナワークスが関わってたのね。

同じ徳間書店から出ていたリトルマスターってゲームをオススメ&貸してくれた友人に申し訳ないと思いつつ、SLGが大の苦手ゆえ序盤で諦め突っ返したということがあって、そんなリトルマスターシリーズを作ったのがツェナワークスみたいな変な覚え方していたのだ(笑)

そんなこんなで無事終了です。

原作モノってことで、ゲームだけではよくわからないんじゃみたいな不安があったんですが、ミメズのことなど難しいところはあれど全体を見れば楽しめたと言えるんじゃないかな。

なんといってもリラと出会ってからずっと女同士でラブラブってのがすごい(笑)。いや、リラの一方的な想いだったかもしれませんが、フィレーナも別に嫌がってなかったよね。

かつて百合姉妹なんかを面白がって読んでた身としては、90年代前半なんていう時期にリアルタイムでこれ遊んでたら悶絶憤死してたかもしれん(笑)

システム面はあまり好きになれなかった。武器ごとに技が大量にあって、ダメージのバラつきも激しくて、どの敵に何が有効なのかとか試すのが面倒で。そういうのに凝れる人には楽しいのかもしれませんが、私はもうちょいシンプルな方が良いや (保守的)。

さて、このへんで終わります。

ああー原作が上手い事古本屋さんで見つからないかな? アマゾンはダメだマケプレ業者がトンデモない値段つけてやがる!

あ、そういえばリトルラリテニアの人々は新生フィロセラへ駆けつけてくれなかったんだよね。滅ぼされた……の? (ToT)ノシ

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コメント

  1. ブタロー

    男女関係無く、みんな仲良く終わった…というか、原作がある事に驚きましたwお疲れ様です。

  2. トロフェ

    いつか原作読んでみたいです。マトモな値段で見つかればなぁ……
    大作みたいに時間のかかるゲームではなかったので、結構サクサクでした。プレイログを終えるまでには相当時間がかかりましたが、無事最後まで書けてよかったです^^