日々失われていくレトロゲームの情報を記録するために馳せ参じました

Tunnels & Trolls カザンの戦士たち(98版)その5

キャラクターの強化に4回も使ってしまったよ

ここからは物語を進める事にしましょう。

港町ノーアからガルの町へと船で帰るのですが、その際には必ず防具を外しておく

何故かというとこのゲームには水中での戦闘という要素もあるのです

ガルの町があるフォロン島周辺の海域には、狂暴なプレシオサウルスが船を襲っているのです。コイツに出会ってしまった場合は戦わないと船を壊されてしまう。

水中での戦闘の場合は防具を付けたままにしておくと「息苦しい」と表示されて何もできなくなってしまいます。防具には脱ぐまでのターン数も設定されているという細かさ。

Gillringというアイテムを装備していれば水中で呼吸できるので防具を付けたままでも問題ないのですが、98版ではGillringに効果が設定されていないので即座に窒息してしまいます。防具を脱ぐ余裕さえもない。こんなのテストプレイで気づくでしょ普通。スタークラフトさんたのんますよホント

話を戻してこのプレシオサウルスは強力なウロコにより武器攻撃はほぼ通じないので魔法で仕留めましょう。

一度倒せばもうプレシオサウルスに怯えて航海する必要は無くなる。

プレシオサウルスの死体を切り分けていると、犠牲者がつけていたと思われる魔法の指輪が見つかった。このSpellringというアイテムは魔法を使うときの消費を抑えてくれるという素敵な効果があるので是非入手したい。

無事フォロン島へ帰ってこれた。そしてガルの町へ行き以前向かった下水へと潜る

Sewer Level1

2度目の訪問の際はD-13に向かう。以前来た時も言われたと思うが、ここでは誰かが助けを求めているのです。

ゲーム開始直後に来てしまって心を折られてしまった人も多いこのイベント。序盤の癖になかなかえげつない仕打ちが待っている

閉じ込められている女性を助けようとすると入り口の罠により腕を切断されてしまうかもしれません。今回は幸運とスピードがあったので難を逃れましたね。腕が無くなってしまった場合はガルの町で治療できるのでそれまで我慢です。

その後はネズミに襲われながら鉄格子を開けないといけないのですが、いくらやっても進展が無い

何度やってもこの繰り返しです。

諦めてしまった場合、150匹のネズミを倒さないと檻は開かないという事を教えてもらえるのですが、これを聞けた時にはイベント失敗という事です。一度に襲ってくるネズミは10匹前後なので15回は戦闘を繰り返す必要があるのです。こんなのノーヒントで分かるわけないでしょう。

やっと開きました。するとここの仕掛けを作ったと思われる魔術師ビオロムが出てきます。ここでようやくゲームの目的が語られる

物語の概要としてはこうです

死の女王ことレロトラーと魔術師カーラ・カーンが率いるモンスター軍、そして魔術師カザンは長きにわたり抗争を繰り広げていた。このまま争いを続けていても世界は疲弊してしまうと思った魔術師カザンは休戦協定を申し出る。

条件はモンスターを襲わせない代わりにカザンはいずこかへ消えるというもの。レロトラーはこれを承諾し、ドラゴン大陸にはひとときの平和が訪れた。

しかしここ最近、各地でまたモンスター達が人々を襲い始めたという噂がちらほら聞こえている。このビオロムもレロトラーが協定を破ったと感じて冒険者を見つけようと思っていたんでしょうね。

下水地下2階ではこんな話も聞けます。

このゲームの目的というのはレロトラーとカーラ・カーンの抹殺、そして消えた魔術師カザンを見つけ出しこの地へ戻す事という訳です

City of Gull  Miracle

ガルの町へと戻ってきました。西地区には青カブト虫寺院という怪しげな建物があります。

ここにも必須アイテムがあるのです。

誰もいませんね。ここのイベントを始めるにはC-5にある高台に行けばいい。

待っていると信者が生贄を連れてやってきます。

ここで助けに行きたい所ですが、儀式を邪魔するとイベントは終了してしまうのです。

常識とは違って裏をかくのが多いのもこのゲームの特徴ですね。

儀式を最後まで見終わってから祭壇を調べてみると、奥から声が聞こえてきました。

中には誰が居るんでしょうか?

各自持ってるロープをつなぎ合わせて下へ降りてみると、どうやらここの司祭らしき人が捕まっていました。ご神体である青カブト虫とは絶対に戦わないように。おそらく倒せるようになっていない。

ここで必須アイテムであるHeart of Fireという宝石がもらえます。これは装備していると火炎攻撃を受け付けなくなるというシロモノであります。

イベントをしくじって入手出来なかった場合でも後に救済はあるので気にしなくていいでしょう。解法は何通りあったっていいのです

City of Gull  Darkway

では最後に東地区を紹介しておきましょう。冒険の最中に腕を切断されてしまう場合もあるかもしれません。そんな時はここの医者を頼るといいでしょう。唯一グレムリンの腕を移殖できる医者が居るのです。

ここはダークウェイという名の通り少々治安が悪い。色付きの通路では闇討ちを受けるので用意を怠らないようにします。奥のK-4で待っている医者に見せるとH-12に居るシコールという医師を紹介してもらえます。

一度移植をしたらひと月は材料が手に入らないという事でしばらく待たなければなりません。そんなにバンバン腕が落ちても困るのですがね

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