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Shadows of Adam part2

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アダムの村

アダムの村へ戻ってきた3人。当たり前にようにカーティスも戻ってきてるが一体誰なんだこの人は。

ケランは父親オラズィオの霊を見たことで混乱している様子。

ケランの家

一旦ケランの家へ戻り謎の本について話し合う。

「駄目だ……ただごちゃごちゃと殴り書きしてあるだけのように見える」

「何が書いてあるかまったく読めないよ」

「……」

「父さん……父さんは助けを求めてるんだ」

「でもそれがなんなのか分からないわ」

「でもなんとかしないと!父さんは君の名前を呼んでいた!助けてほしいと言ってたんだ!」

「父さんはオレを見てなかった……オレもあそこにいたのに……」

「ケラン……」

「それでもオレは父さんを助けたい」

「父さんはいま助けが必要なんだ…」

回想シーン(10年前)

アスラエルに話しかけるオラズィオとそれを隣の部屋で聞いているケラン。

オラズィオ

「約束してくれ」

アスラエル

「約束できるけど……でもどうして……」

オラズィオ

「シー。いつかおまえにもわかる日が来る」

アスラエル

「嫌だよ……ここのみんなはあたしのことを嫌ってる」

オラズィオ

「リディアはおまえに良くしてくれてるだろう」

アスラエル

「でも他には誰もいない…」

オラズィオ

「そんなことは気にするな」

「彼らは……ちっぽけなやつらだ」

「またな、アスラエル」

オラズィオが家を出ていくのを見てケランは外へ追いかけていく。オラズィオに追いつき話しかけるが、オラズィオは背中を向けたまま答える。

ケラン

「父さん……」

オラズィオ

「なんだ?」

ケラン

「父さん!」

オラズィオ

「メソメソするな。何を言いたいんだ?」

泣いて背中を引き止めるケラン。

ケラン

「ぼ……僕も一緒に行く!」

オラズィオ

「連れて行っても役に立たん。足手まといだ。」

「おまえはこのアダムの村に残るんだ」

場面は現在に戻る。

ケランの家

「この本は災いの元凶よ、ケラン。」

「だけど父さんを探すための手がかりだ」

「でもこの本はダメ。私たちが持っているべきじゃないわ。」

「そうだな。オレもそう思う」

「あなたも?」

「ああ。ここには誰も魔法のことを理解している人なんていないんだ。まあ……君を除いてね。」

「私も何もわからないわ。ただこの本が気味が悪いだけ。」

「そう、だからこれをドラドラへ持って行こう。詳しく調べられるはずだ。」

「ドラドラ?」

「ああ。大魔導師のタロンがそこへ向かったんだ。」

「それかこの本を埋めるかね」

「アズィ……」

「俺はこれからその場所へ向かうつもりなんだ」

「本当か?!なら決まりだな!」

「(都合が良すぎないかしら)」

仲間になったカーティスのステータスを確認。

カーティスはモンク僧タイプ。爪を装備し、蹴りで全体攻撃をしたりとFF4のヤンのようなキャラ。

アダムの村

アダムの村を自由に動き回れるようになった。

村人は災厄が去ったことで喜んでいるようだ。カーティスの体躯に驚いたり、父の話をしてくれる。

アスラエルの母代わりとなっていたリディアと、少し嫌な感じのおばさん、メルナ。

メルナ

「リディアは本当によくできた人。彼女の夫と本当の子供が連れ去られたなんて悲劇だわ」

「私は養子だったけど……本当の子供よ」

メルナ

「あら、そんな風に言った訳じゃないのよ」

「(そう言ったも同然じゃない)」

リディアは何か様子がおかしくなっているようだ。

「お母さん、私たちドラドラへ行こうと思うの。しばらく戻ってこれないと思うけどいいかな?」

リディア

「外へ行くの?まあまあ。楽しんでいらっしゃい。夕食までには帰ってきてね。」

「お母さん……」

メルナ

「彼女、今日ちょっと様子がおかしいの」

「どうか私が戻ってくるまで母の様子を見ててください。お願いします。」

メルナ

「心配しないで。アダムのみんながいるから。」

宿屋は村を救ったお礼として無料で泊めてくれる。

親切にしてくれた亭主に悪いがついでに宝箱も頂いていこう。

村の北西にはケランの母の墓がある。他の墓とは違い女神像のような形をしている。ケラン自身は母のことを覚えていないようだ。

アニヤからは、何年も前にロラベスという女性が魔力を使いこの村を追い出されたという情報を得た。

騒ぎを起こしタングル調査の面倒事を押し付けたウェルダンは「すべてうまくいったじゃないか!悪く思うなよな!」と馴れ馴れしい。こいつめ…!

村を出てミスティウッズの森へ。

ミスティウッズ

常に霧が出ているためミスティウッズと呼ばれる森。この霧によりアダムの村は外界から逃れている。

入ってすぐのところにある朽木を見てケランが話し出す。

「アズィ、見ろよ。オレたちの木だ」

「友情の証というべきか」

「朽ち果てているように見えるが」

「ああ、アズィがこれをやったんだ」

「ちょっと!」

「でも生命は死から生まれるんだ」

「話を聞かないんだから…」

「ここはオレたちが友だちになった場所なんだ」


回想シーン

ケランが狼に襲われているところに、アスラエルがやってきて魔法を使い狼を追い払ってくれたという出来事があったようだ。


「もう少しでオレまで殺されるところだったよ」

グリムウルフ

ミストストーカー

カイト


ドラドラへの道

探索しているとドラドラへと書かれた立て札を発見。

そのまま奥へ進もうとするが、だんだんと霧が濃くなり最終的には真っ白になって進めなくなる。

「その名の通り霧の森ね」

「そうだな、これじゃ何も見えないぞ」

「ひとまず引き返すべきだな」


仕方ないので諦めて別の道へ。

魔女の家

脇道を進むと怪しい家を発見。

「なんてボロボロで気味の悪い家……」

「誰か住んでるんだろうか?」

「こんなところに人が住んでると思いたくないわ」

「気にならないのかい?」

「もうちょっと静かに喋りなさいよ。聞こえたらどうするの」

「あ、なにを……」

ケランが家に近づくと、急にドアが開き老婆がのそりと出てきた。

老婆

「なんじゃああ。おぬしらはまるで……生きているみたいじゃ!実に本物そっくり!」

「私たちは本物の人間よ」

老婆

「ふーむ。おぬしも自分が本物だと思うか?!」

「ロラベス……ついにやってしまったか……」

なんのこっちゃ。よくわからないがこの老婆がアダムを追放されたロラベスらしい。

ロラベス

「わしはついに心の中のエーテルから生命を創りあげてしまった!」

「そうじゃなくて。私たち実際にアダムの村から来たんですけど……」

ロラベス

「やつらはわしを気が狂った、頭のおかしい変人だと呼ぶ!しかしわしには聞こえん。なぜならば!わしは指導者であるからじゃ!」

「ソースを手に取ったならば、あなたは馬だと母がいつも言っていたように!」

「えーと……それは何か……」

ロラベス

「ふーむ、待て待て……。なにやらセクシーなたくましい男が見えるぞ?」

カーティスを見て気分が良くなるロラベス。

ロラベス

「母のことは忘れよ!私を彼女にしてもよいぞ!ラルフ!」

「それか猫でもよいぞ!どちらがタイプじゃ?」

「……」

「もしもし……私たちドラドラに行きたいんですが……」

アスラエルに振り返るロラベス。

ロラベス

「ほおおぉ……なんと可愛らしい幻覚じゃ……」

「みんな本物だってば!」

ロラベス

「しかし悲しいことじゃ。わしが見なければ離れると存在が自体が消えてなくなるとは……それっ!」

「おそらくわしはこれからおおいに泣くことじゃろう。」

「なあ、このばあさんと話してても仕方ないんじゃないか……」

ロラベス

「もしおぬしらが本物ならば、このわしの有名なミスティアイのマッシュルームソースを作ってやってもよいぞ!」

「大丈夫なのかそれは?」

ロラベス

「大丈夫じゃ。目玉がグルグルと周りだんだんと頭がおかしくなってくる。」

「うーん……?」

ロラベス

「その後は霧の中でも見通せるようになり、ドラドラへ行くことができるのじゃ!」

「ん?なんだって?そのマッシュルームソースを飲めばドラドラへ行けるのか?」


ロラベス

「そうじゃ!そしてなんと偶然!重要なキノコがちょうどここにある!」

「ソースを作って欲しいか?」

「後悔しそうな気もするが……しかし……」

ケランが飲むか飲むまいか悩んでいると、森から青い変な生き物が飛び出しキノコを奪い去ってしまった。


レイスリング

「ウミー・シュルーミィ、ウマそう!」

※訛ってるのかmushroomをOomy-shroomyと呼んでいるようだ

レイスリングはそのまま走り去ってしまった。

ロラベス

「あの悪ガキがキノコを奪っていきおった!」

「なにをボケっと見ておる!早く追わんか!あれが最後の1つじゃ!」

「スネーク……」


レイスリングは妖精とかに近い神秘的な生き物のようだ。見える人と見えない人がいるらしい。霧を抜けるためには彼を捕まえキノコを奪回しなければ。

つづく。

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