ついに敵のボスの元へ辿り着いた一行。
あの不気味な姿は戦闘形態なんだそうで、スマッシュはコイツがお姉さまだとは気付かない。で、戦闘形態を解いたらこんな言葉遣いである(笑)。いくら美人だからってヘコヘコとへりくだってもう……
コイツの目的は、前回ファーリンが言ってた巨人を使って世界を破壊し、新たな秩序でもって作り変えることだった。まぁよくある悪役やね。
さらにコイツの正体はキリの幼馴染のカスミ (男) という人物が魔王 (女だったらしい) の残留思念にあてられた姿であった。旅してるうちに魔王の声を聞き、闇の者の悲願を達成すべく動くようになったとか。悲願ってのは世界を自分たち向けに作り変えることか。何でも色々虐げられてきたらしいよ魔王一味。人間に虐げられる魔王というのも情けない気がするが、その結果勇者との戦いにまで至ったのか、それとも問答無用に勇者が乗り込んできて……とか過去を想像するのも楽しいかも。
にしてもちょっとした衝撃の展開ですが、キリに幼馴染がいるとか思わせぶりに匂わせといてくれたらなぁと思う。唐突すぎてポカンとなるのも嫌いじゃないが。
俺の純情を弄んだのは許せん! と憤るスマッシュですが、アンタが一方的に惚れてただけじゃないかな……^^;
こちらのレベルが高すぎるのか、カスミも弱かった……魔王の力を得てたりするんじゃないのか? こんなに弱いから人間にいいように虐げられてしまったのか!?
ガクリと膝をつくカスミ。
キリは終わったというが、カスミはまだ終わりじゃないと立ち上がるのだった。
ですよねーラスボスが1形態だけで終わるなんて盛り上がらんもんね。
さぁ第2形態との戦い! と思いきやカスミ倒れちゃった(笑)。
それにしてもペトゥムの言葉「ボスの2段構えなど伝説だと思ってた」って……んなわけあるかい! ラスボスといえば1発では勝負がつかないのがフツーなんだよ(笑)
口からダラダラ血を流すカスミ。女になったことを忘れてキリが「地が出てるぞ」と言っちゃうぐらい男言葉になったりしつつ、今回は諦めると言ってどこかへ去る模様。
気球を用意してたらしく、飛び乗ってどこかへ行くカスミでしたとさ。
一行もボーっと見てるだけでどうした?と思わないでもないけど、考えてみればコイツら大したことしてないんだよね。殺すのでなくノミとシラミをまくとかさ。大仰なこと言ってても結局何もしないんじゃないかなって3人は思ってるのかもね。
……サルとかウサギとかぶち殺した主人公さんサイドとしては何も言えない……のかもしれないが(笑)
エンディング〜。
逃げられたけど、懲らしめたんだからいいよね、なんて会話。イイねぇ殺伐としてなくて。
ファーリン「朝日じゃないですよアレ、夕日です」
一行「(汗)」
なんかもう、PL学園の片岡と立浪のエピソードじゃないんだからって(笑)
カワイイなぁ。特にファーリンのどこかイタズラ心を感じる笑顔がたまらん。こんなキャラだったんだって思うけども(笑)。
ってなわけで終了〜。
ディスクステーション収録でなく、1本のゲームとして発売されたわりには短かった気がしなくもないけど、楽しかった。
ギャグ系ということで、敵も味方もおマヌケなところがあって、世界が明るいのが良かった。幻世風狂伝とのつながりもあってニヤつけたし。できればダリオスやエルが暮らす草原の村を訪ねたかったけど^^;
なんかイマイチだなと思ったのが音楽。不思議な音楽といいますか、ミニマル音楽? 現代音楽? アバンギャルド? そんな感じのが目立ってゲームに合ってない気がした。まぁよくあるRPGの音楽から抜け出すのも重要かもしれないけど、今作のは耳に残ることもなかったし残念。
ではまた今度別なゲームで!(‘∀`)ノシ
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おつかれさまでした。
なんかペトゥム地味でいいですね。
当時のコンパイルって魔導物語とぷよぷよくらいしか知らなかったんですがPCゲームいろいろ出してたんだなあ。
プレイログのためなんとなくコンパイル作品を選んだというだけで、私も当時のことはほぼ知らなかったんですが、結構いろんな作品があるようです。幻世もまだいくつかあるみたいで、ぼちぼち遊んでいきたいと思ってます^^