日々失われていくレトロゲームの情報を記録するために馳せ参じました

ディガンの魔石 プレイ日記その1

どうもご無沙汰しております

今回は私の大好きなゲームを紹介してみたいと思います。

ディガンの魔石

発売年 : 1988年

発売元 : アーテック

ジャンル : RPG  PC-98

このアーテックというメーカーは発売したゲームというのはそんなに数が多いわけでは無いのですが、どれも出来が素晴らしいものばかりであります。まさに一級品ばかり作り上げる職人の集まりの様な感じでありました。

そのアーテックが送り出した最初の作品がこのディガンの魔石であります。

もうパッケージ画からしてこの気合の入り様である。

このゲームはスタジオぬえと共同開発しておりまして、イラストを手掛けたのはスタジオぬえ所属の加藤直之氏。非常に美しい

スタジオぬえを調べてみると、SF設定が得意なアニメ制作会社らしいですね。宇宙戦艦ヤマトやら銀河鉄道999やらマクロスなんかの名前がわんさか出てきます

そういえば小さい頃マクロスのプラモデルをよく作りましたなぁ。あのパッケージ画も非常に緻密に書かれていて、メカ好きにはたまらなかった思い出があります。

ストーリー


ガデュリンという惑星にある西ファーン大陸。片田舎のオロという村では一組の男女が結婚式を挙げていた

新郎の名はディノ。新婦の名はアビリア

ごく普通の二人はごく普通に恋をし、ごく普通の結婚をしました。

この地方では夫婦となった二人がこの先の生活を占ってもらうため、新婚旅行も兼ねて「お告げの泉」を訪ねるというしきたりがある。

この先には幸せな未来が待っている。

二人はそう信じてお告げの泉へと向かった

「近いうちに二人には大いなる災いが降りかかるであろう。しかし案ずる事は無い、これは大いなる試練である」


お告げの泉が伝えた内容はなんとも酷なものであった。幸せな門出を迎えようとしていた矢先にこのような事を言われるとは。言いようのない不安を抱えつつ二人はオロの村に帰ることになった。

お告げの泉が言っていたのはこの事なのか。しかし新婚早々ツイてない

アビリアの身体は異様な形に変わってしまっているのだ

医者が言うには、この病気は普通の方法では治らないらしい。

魔法に詳しい人物を探してみたらいいとの事であった。

そういえばお告げの泉は言っていた。「大いなる試練である」と

試練という事はこの病気を治す方法があるはずである。

アビリアの世話を近くに住むラズデクというおばさんに任せて、ディノは旅立つ決意を固めたのであった。

そんじゃ行ってきます。アビリアにも話をしていこう。

不安にさせてはいけない

なんとも健気に振る舞うアビリア。待ってろよ、必ず治す方法を見つけてくるからな。

家を後にし、道行く人から話を聞くことにする

まずはこまめな情報収集をしよう。このゲームは会話の選択肢がヘタなADVよりも多い。

マニュアルにも詳しい事は全くと言っていいほど書いていないので、人々との会話で流れをつかめという事なのだろう。

聞く人によって話す内容がそれぞれ違うので、会話の量はウルティマ並みに多いのが特徴ですね。

早速有益な情報が聞けた。祈りの輪を手に入れろとの事だ

この祈りの輪というのはどんな効力があるのだろうか?

なるほど。違う言語を翻訳できるのね。

このように魔法やアイテムなどは会話によって効果を確かめていく必要があるのだ

最近のゲームにはヘルプなんて標準装備なんですが、うまく世界観に溶け込ませている手法は凄いですね。88年にこんなゲームが作られていたとか信じられない

道具屋に向かい、祈りの輪という物を見てみる

2000Gもするのかよ。手持ちの金額じゃ足りないな

というか物価高すぎない?体力の回復ができる活力薬ですら200Gって

旅立ちの報告も兼ねて村長の家に挨拶をしに行ってみた。

魔法に詳しい人物と言えば大魔術師タオ・ホーがいる。まずはその人物を探せとの事だった。マイヨールという国のエドナに向かえばいいんだな

村を出ようとしたら門番に止められてしまった。

どうやらフィールドに出るには馬が必要らしい。近くの馬屋を覗いてみる事にする

な、なにぃ~!!

馬一頭2000Gて高いよ。祈りの輪と合わせてあと3000Gも貯めないといけないのかよ

とここで気づいたのだ。金を稼ぐのに手っ取り早い方法は戦闘をする事。

村の中には善良な市民しかいないので、戦うには村の外に出ないといけない

村の外に出るには馬が必要。しかし所持金が足りないので買えない

あれ?なんかしょっぱなから詰んでませんか?

この記事を共有する

関連記事