レトロゲーム中心で遊んでます

幻世風狂伝で遊んでみた その01

カルマはちょっと我が手には負えない作品だった(汗)。なのでアレはひとまず置いておいて、気分を変えるためにも別な物に手を出すことにする。

久々にコンパイル作品の幻世風狂伝。ディスクステーション収録のやつだからサクッと終えられる…ハズ。

始まりの舞台は草原の村と呼ばれる集落。収穫の季節らしく、村人達が汗水流していると…

「お約束通りにとんでもない災厄がやって来た! いやホントにマジで (原文ママ)」

…こんな感じなのでお気楽に遊べそうです^^

食料を奪いにやって来たモンスター軍団。ナカチマロってのが首領か?

作物だけでなく、家畜も奪われ…涙を浮かべた目が…ああ。

ちなみに豚の下に映ってるのが主人公なんですが、キャロルとかプリシラとか大層な名前付けて豚を可愛がってたようです(笑)。

根こそぎ持ってかれた村の惨状。誰も、誰も抵抗はしなかったのか?

ここでタイトル画面が。お気楽なテキストとは裏腹に物寂しくも壮大な音楽が鳴っています。こうしたギャップも笑いどころなんでしょう。面白そうというワクワクが止まりませんよ!

村での情報収集なんかは、行き先を選ぶだけの簡易なタイプ。個人的には自由に隅々まで歩いて回りたいけど。

さて豚を飼っているだけに肉屋を生業としているらしい主人公のダリオス君、豚を取り返すためモンスターを追う決心をします。

ステータス画面では、キャラのその時の心情という形で次何をすべきかヒントが表示されてます。こういうの好き。

とりあえずは情報収集。

食料が無くなったんで魚でも釣りに行こうかなんて言ってる少年。全く困った顔してないのはよほどの釣り名人だからか!?

芸人レギュラーの毛短いほうが釣った魚で食いつないでいたってのは本当なんだろうかなどとどうでもいいことを思いながら次の家へ向かう。

この人は狩人なんで、森に行きゃいくらでも食料が手に入るし困ってないぜみたいに言ってる。みんなには悪いがなんて言わずにたっぷり狩ってきて分け与えてくださいな…

ロクな情報がない…そう思ってたらこのお爺さんが「モンスターは西に逃げていった」と教えてくれた。そのトンネルに向かうべきかね。

RPGの情報収集といえば酒場! でも絶望を酒でごまかしに来てる人ばっかだった^^;

しかしまぁ、人々の話聞く限り、誰も殺されたりはしてないみたいなんだよね。モンスターも奪うだけで殺しはしないってのがいいな。本格ファンタジーの殺伐としすぎた世界もいいけど、こういう明るいファンタジーがあってもいいよね。

例のトンネルに行こうとするも、村の用心棒だろうか、全力で止めてくる。一人だと危険だからダメと…。

この人、村が襲われた際何してたんだろう? モンスターはこのトンネルを通って西へ逃げたんでしょ? 必然的にアンタが立ちはだかることになると思うんだけど…モンスターの数にビビって隠れてたのかな(苦笑)。

酒場で仲間になってくれる人を募集するも「腕に自信ないし」みたいな人ばかり。これじゃぁモンスターに好き勝手されますわな。奴らはこの村はヘタレしかいないって覚えただろうし来年また収穫の時期に襲って来るぞ? こんなことでいいのか?

でもどうやらエルって人がやる気満々らしいので会いに行ってみることに。

会いに行くって言ってもどこにいるかわからないんだが、どうやらこの少年がエルの弟だったらしく、エルは川に行ってると教えてくれる。腹を満たすため、魚を釣りに行ってるそうだ。この姉弟…よほどの釣り好きか!

エルに声をかけるとアッサリ同行してくれることに。ただ、どうにも性格に問題のある人のようで、ダリオスのことを下僕として扱ってくる。あ〜そういうタイプかぁ弟も苦労してそうだ。

ダリオスもダリオスでして、経緯や決意を大河ドラマ張りに語ってエルを誘ったそうです^^;

まだ村から出てすらいないのにそんな長時間語られたらフツーウンザリするもんですがOKくれるんだから、そういう意味ではエルの性格はいい…のか?

エルの心境。

説明書っていうかディスクステーションは雑誌だったそうだからその中に載ってたんだろうけど、ちょっとした漫画がありまして、エルがモンスター追う理由は「私の ピー が奪われた」からだそうです。ピー音で隠すってことはなんか恥ずかしいものでも隠してたんでしょうか(笑)

エルとふたりならってことで、用心棒もトンネルへ通してくれました。それはいいんですが人々との会話がちと物足りない。エル連れて弟のとこ行ったら姉弟のオモシロ会話が…なんて期待するじゃないですか。でもなーんもナイの。残念。

戦闘は超オーソドックス。奇をてらった所が一切無いため遊びやすいが作業的でもあるかな。タコ殴りってのは弱い敵向けのコマンドで、ダリオス達がテキトーに攻撃してくれるってもの。オート戦闘かなと思ったものの、終了までずっと動いてくれはせず、ターンごとに入力しなきゃならない。あんまり存在意義を感じないなぁ。

敵の強さはそこそこ手応えあるぐらいかな。でもレベルはすぐに上がるし、その際に全回復するしでバランスはいい感じです。

ところで、エルはムチで攻撃するんですがダリオスより弱い。それはまぁフツーなんですが前述の漫画だとパンチ一発で敵の首吹っ飛ばしてたんだよね(笑)。まぁいい。ツッコまんぞ。

レベルはあっという間に上がるものの、ひとつ上がったぐらいじゃ強くなったことを実感できない程度の成長しかない。道中で見つけた防具など装備する方がグンと強くなった気がします。

アントソルジャーがこのダンジョンだと一番強い。なにより素早くてチクチクチクチク削られて精神に悪い。

あとエンカウント率がメッチャ高い! 宝を求めてウロウロするのがしんどいなぁ。戦闘自体はすぐに決着つくからなんとか進められてる感じ。

崩れて通れない通路や開かない扉などもあったがひとまず無視して奥へと進むと、そこにおわすはナカチマロ! 村人の話では洞窟の奥にモンスターが住み着いていると噂があるとか言ってたが、それはナカチマロのことだったのか? それとも噂のモンスターをナカチマロが倒して住処を奪ったのか?

とまれ、奪われし家畜や作物はもう遠くへ運ばれたそうです。まだそんな日も経ってないだろうに素早いのぉモンスターども…

ナカチマロとの戦闘。初ボス戦ですな。

にしてもなかなかイケメンな気もするコイツ。角が生えてるだけで大して人間と変わりなさそうだけど、人間と敵対してる種族なんですかね。

ダリオスの特技「大撃剣」を使用。100以上もの大ダメージを与えるもSP (技を使うために必要な精神力) が少なくて2回しか使えまへん…(泣)

ナカチマロは攻撃も熾烈だが回復しやがるのが鬱陶しい。長期戦になりましたがなんとか倒す。

倒すと、既にナカチマロの姿は無く…。ええ〜〜。逃げてったのか、死んだのか、わからず。どっちにしろちょっとは喋らせてから死ぬなり逃げるなりしてほしい。

さてこの部屋には「つるはし」と「地久の角」が入った宝箱がありました。後者は用途不明ですがつるはしは崩れた通路で使うんでしょうね。

他にも石版があり、「我は外なる守り手 殻となりて閉ざす者なり」と刻まれていた。現状意味はわからない。

崩れて通れない通路にて。これって村人が追ってこないようモンスターが崩したのかな。いやだとしたらナカチマロは閉じ込められたも同然ってことになるし違うか…

さてつるはしでサクッと道開いて外に出てみれば…

潮の町! 港があって船も泊まっていてわりと賑わってそう? 襲われた形跡もない?

では次回はここで情報集めましょう(‘∀`)ノシ

この記事を共有する

関連記事