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カルマなるRPGで遊んでみた Part 04

このところ何故かウィッチャーにハマってしまい、カルマを遊ぶことができませんでしたが、なんとかウィッチャーは一区切りついたんでまたカルマ再開です。

前回、初めての仕事を終えると「今は仕事ないよ」とか言ってたプレオールさん。でも1日宿に泊まってまた会うと仕事が舞い込んでました。

内容は、ダックソンなる商人がセントリベラのゲーリストなる人物に貸したお金を取り立てて来いというもの。ゲーリストはセントリベラの統治者なんだそうだが、そんな人物が借金して踏み倒すとは…。統治者の資格、ナシ!

こうして特定の人物から仕事をもらうってのもイイねぇ。ウィッチャーはこういう仕事仲介者みたいなのがいないから、誰か、誰か仕事はないかぁ~ってカンジで町中の人に声かけたりして大変だった…。思えば、仕事を斡旋してくれる冒険者の店だとかがある世界の方が馴染んでるんだな、私にとっては。

セントリベラへ。町の人の話によると、ゲーリストは新しい政府が出来てから血も涙もない人間になってしまったという。新しい政府ってことは、最近政権交代が起きたってことなのか。詳しい説明がないので想像するしかないが、それにしたって情報が少なすぎる。町の人にチョロっと話させるとか、どっかに新聞でも置いて政治の世界で何があったのかわかるようにするぐらいはして欲しいよ。

さてゲーリストの用心棒をサクッと倒して屋敷に侵入!

ゲーリストの言い分。ダックソンはこの人の父親から借りたお金で成功したのに、そのお金を返してはくれなかったため、借りるという体で返してもらっただけ…だと。

ふーむ、ダックソンが返さなかったために父親は鬱病で死に、家族は破産したんだそうで、そんな境遇がゲーリストを冷血人間にしたのかもな。本当ならダックソンって奴もロクでもないな。騙して借りたってことだろうしな。

ゲーリストは明日までにお金作るから宿で待っててというのでそれに従う。

泊り客だろうか、いきなりこんな重い話をしてくるが、アンナ婦人が何者なのかすらこっちは知りません…^^;

一日のんびり寝て、さぁゲーリストのとこへ行こうかとしていると、ヘレナなる女性が話しかけてきた。例のアンナの母親で、なんでも屋たる一行の噂を聞いてアンナを助けてくれるよう頼みに来たのだ。

話によると、アンナの恋人のシモンがこの町の現状を嘆願。でもそんなことする奴は異教徒だぞと前回も話に出てきた委員会に捕まりそうになって逃走。代わりにアンナが異教徒の疑いで逮捕…と。ウワ~マジで腐りきってるなこの国の偉い人達…。

これは助けねば…とプレイヤーの気持ちはなってるんですがアレックスは「他にやることあるし」と断ってしまった! なんやコイツ…。ま、まぁアレだ。何個も仕事請け負うとややこしくなるからね、そういうのを避けるタイプなんだよアレックスは。そう思いたい (本心はもうヤダこの主人公となってます(ToT)

未だお金を用意できてないゲーリストさん。無い物はどうしようもないし、もうちょい時間を潰すことに。

ところでその肖像はお父さんですか? 金持ちそうなヒゲ生やしてるのにお金返してもらえなくて死ぬとか…何故貸したんだマジで。

ウロウロしてるとシモンと遭遇。アンナを助けてくれと頼まれるがやはりアレックスは興味ないみたいで冷たくあしらう。シモンは「アンナに何かあったらアンタらのせいだ」と恨み節吐いて去っていった。

…流石にそれは違うやろ。アレックスの態度が最低なのは認めざるを得んが。

ゲーリストからお金徴収も完了。ここで衝撃の情報が入る。シモンが委員会の奴らを何人か殺害して死刑執行されるという。最後の頼みの綱だったアレックスにあんな態度取られて暴挙に出てしまったか…!

「官僚や委員会は民衆が苦しむ様を見て楽しんでいる!」

そんなことを言いながら処刑されるシモン。続いてアンナも処刑されそうになるが、アレックスよりは正義感があるバルガイザが「ここで知らぬふりをしたら一生後悔する」と兵達に襲いかかった! さすがや! もうアンタが主人公でイイよ!!

敵は案外弱く、あっけなく倒せました。何故かアレックスも加勢してましたが…^^;

アンナを助けてくれた御礼としてヘレナがお金をくれるも「シモンを失った娘はあなた達を怨むわ」なんて…。こっちはお金取立てに来ただけのなんでも屋やで!? どっちかっつーと勝手に巻き込まれてるだけやで!? アレックスの態度は私もサイテーだと思うけど、こんなに言われなきゃならんか!? まぁ誰かを恨まんと精神の安定を失いかねないんでしょう。

町を出る際バルガイザが一言「こんな町来るんじゃなかった」。ホントそうだよアレックスも町の人もサイテーだ!

プレオールからすぐに新しい仕事が入る。名前は知らんが高官がハインズなる男に脅迫されてるので何とかしてほしいとのこと。ハインズはマハン分派なる異教の人物で、マハン分派はトゥルという町を根拠地としているとのこと。トゥルはアレックスの故郷らしいが良い思い出は無いみたいだ。

トゥルはアゾラスの西ってことで進んでいくとなんか物々しい場所に出た。

え、ここってブライン帝国かい。委員会ってのはここの皇帝のお抱えらしいし、腐敗の中心地ってところか。

アレックスは騎士に対し失礼な態度をとり、一触即発になるもバルガイザが宥めてくれました。どうやらここはまだ入れないようですね。

どこに行けば次へ進めるのか、マップが切り替わるのかが非常にわかりづらいためちょっと迷ったけど無事トゥルに到着…と思うも実はここはビクトリアという町だった。

ああ良かった、トゥルの情報もらえた。ゴードンって帝国もあるのか。なんかこの世界帝国ばっかりやね。帝国と敵対する共和国とかないのか。

視点が低いと距離感もつかみにくく移動がしんどいな。そしてフロリダなる人物どこにもおらず…。何なんだよその情報は。

無事トゥルに到着。長閑な笛の音がイイ感じの音楽が流れており、とてもカルトの地とは思えない。

マハンは住民には結構支持されてる模様。帝国も異教徒刈りにやって来れないぐらい強いのかもな。でも代わりにアレックスみたいなのを向かわせるってのも釈然とせんな。

酒場で聞き込みするもマトモに取り合ってもらえない。オマエラ帝国側だろ? 俺達ゃマハン側なんだわってところか。

ゴードン帝国はイイ所らしいが、1人の特使がなんかやらかして船がキャンセルになったりするらしい。一体何をやらかしたのやら…。フツーに考えて打ち首ものやろなぁ。

この道の向こうがアレックスの故郷らしい。やっぱり帰りたくはないみたい。アレックスは過去に自分や両親が異教徒に酷いことされてるわけで、嫌な思い出が一杯だろうね。場所的にも異教徒ってのはマハンのことだろうし、今回の依頼は真剣なのかもな、アレックス。

何の情報も得られないし、しょうがなく町を出ようとしたらフィルなる人物が声をかけてきた。宿酒場を経営する家の息子で、酒場に秘密の通路があってそこを抜けると司令部にいけると教えてくれた。宿は自分が管理してるから泊めてあげるよ、深夜誰もいない時に秘密通路に行くといいよ、と。なお宿泊費は40クロネ。他の町の宿と比べぼったくりである。ちっ、結局ビジネスか。

宿にて通路を探してるとアサシンに襲われた。どうもフィルに騙されたらしい。アサシンはそんなに強くはなかったが、なんともアホみたいに騙されて凹むわ。バルガイザは「こうなると思ったんだ」っていうけど、フィルと積極的に話ししてたのアンタですよね? 素直に騙されたって言え!

アレックスはアレックスでまだ通路見つけてもいないのに「(体の大きな) バルガイザには狭そうだな」と言ったりしてわけわからん。もうコイツらのセリフ聞くの嫌だ…

画面が暗くてわかりにくかったものの、なんとか通路を発見。暗い中、松明も持たずに進みます。

なんか薄暗い雰囲気が良く出ていて結構好きだなこのグラフィック。

悪魔でも崇拝してそうな妖しさ溢るる扉。ブラックメタルでもやってそうな白塗り男が出てきても誰も驚くまい(笑)。

正義とは何か、正しいのは何か、そんな激論が飛び交います。

しかしどうだろうな。自分さえよければ…な高官に頼まれたことするのが正しいかっつーと…。アレックスは「誰だって自分自身の判断が正しいと思う」と言うけど、完全にお金のためにやっていることでしかなく、とても正しい判断をしてるとは思えない。自分達家族を苦しめた異教徒を倒すことで頭一杯なのかも。

正しいのは勝った方ってのもなぁ。後世に伝わるのは勝った方の歴史だけど、負けたほうが悪かったのだなんて誰も断定できないだろうに…。

まぁごちゃごちゃ考えてても仕方ない。ここはハインズを倒します。これがホント強いの。結構マナも使って強い攻撃を繰り出し、道中で拾った完全回復薬「生命の水」ももったいぶらずに使ってなんとか倒せた…。

つーかこのゲームの回復アイテム、ナニ? 生命の水以外は回復量が50とか70とか150とか。この最大HPでそんなのなんの役に立つのさ!? 最大HPの何割か分回復するテイルズとかってよく考えられてんだなって感心しちゃったり。

レベルも準備も足りずに乗り込んでボス前にセーブしてたら詰みかねないですここ。秘密通路の扉外からしか開かないらしいから一旦出て体制立て直すとか無理なんだ。はぁ、トンデモだわ。

死に際、ハインズは「俺の殺害を依頼した奴を消してくれ」と頼んでくる。アレックスのことだ、どーせまた冷たくあしらうんだろと思ってたら「君の頼みを受け入れよう」だってさ。おお? いきなり心境の変化が? しかしハインズは結構年上だろうに君呼ばわりはちょっとな^^; 翻訳の問題だろうけどキャラとセリフが合ってない感じがちょいちょいするんだよね。

出口探してウロウロしてたら、アレックスの持つ父親の腕輪を見て反応する人を発見。スワルド…それが父の名なのか。そんな事を知っているとは、まさか、死んだはずのお母さん!? 残念ながらそうではなく、スワルドが騎士だった頃、その下で働いていたという人だった。スワルドは神に呪われたと委員会に判断され処刑されたという。でもスワルドを捕まえたのはアレックスだったよね。色々と葛藤せざるを得んアレックスなり。

外に出てみればそこはトゥルにあった寺院。町の人の話では祝福の神アイリーンの寺院で、ブライン帝国に閉鎖されたのだとか。ブラインはアイリーン信仰を許さない、それは異教徒たるマハンの信仰の対象だからか。閉鎖の際マハンは抵抗しなかったのかね?

プレオールに報告すると、お金は高官から直接もらってくれとのこと。こっちがこれからすること、プレオールには伝えてないのに「高官はかなり強いらしいですよ、ミスしないように」なんて言いやがる。全部お見通しか…。

で、高官の元へ向かい、友達 (ハインズ) の頼みさと言って襲いかかるアレックス達! 金のため、受けた仕事だけやるのさなんて感じだった冷血人間アレックスがちょっと正義感に目覚めたみたいだけど急すぎて困る^^;

この高官が鬼のように強い。とてもかなわずもうちょい準備しようと店に向かったのだが、なんもかんも高い。技使うためにマナを買おうとするも買ったら生命の水買えない武具も買えない、水買ったらマナも武具も…武具買ったら…って感じでもうどーしたらいいのやら。敵から手に入るお金なんて微々たるもんだし…。敵の種類によっていくらくれるかも決まってないみたいで、しかもアイテム落としやがった場合はお金は一切貰えないわアイテム売っても儲からないわでもう(# ゚Д゚)ピキピキ

大体なんで高官なんかが強いんだ? 体育会系ってわけじゃないだろ? 納得いかん~。

結局レベルをひとつ上げて乗り切りました。でもレベル上げも大変なゲームだよ。戦闘終了時にいくつ経験値もらったかわからないので、どの敵を倒せば効率がいいのかがわからない。強いゾンビ倒しまくっててもなかなかレベル上がらないんで、強い敵ほど沢山くれるという確信も持てない。いやはやもう…。

プレオールがいない。高官殺しに巻き込まれたくないと逃げたか? 代わりに隣に住む女性 (家繋がってるしもしかしてプレオールの奥さん? ならアナタも逃げたほうがいいよ^^;) からこんなこと言われる。赤い髪? 誰だろう。

ふう、長くなったなぁ。それにしても疲れたよ。なんて感情移入しにくい主人公なんだ。冷たさもアレだが何より行動がバラバラってのがね。セントリベラでは委員会とは関わらないほうがいいなんて言っておきながら、アッサリ高官殺しに向かうとかもう何がしたいんだろうこの人。現実ではなかなか出会えないようなトンデモない人を見るのは楽しいもんだけど、さすがにこの人はキツすぎるゼ。

正直心折れかけてる (苦笑)。もしかしたら他のゲームに切り替えるかも…(‘∀`)ノシ

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コメント

  1. ブタロー

    手塚絵(没後だから手塚風か)に惹かれて卍PSY幽記の頃の動画辺りからトロフェさんの動画やブログを眺めてますが、カルマ含め初めて見るタイトルは「本当に主人公がどうしようもないというか、後味がよろしくないイベントが多い」ような(^_^;)

  2. トロフェ

    主人公のダメさ、後味の悪さなんかも心には残るので、これはこれでアリかなと思うタイプなんですが、やっぱ限度があるなって思い知らされました。今回の主人公アレックス君には(笑)。少し時間もたったので、もうちょい進めてみるかって気になりかけていますが、気が重い感じも同時にあります^^;