今回もコンパイルのディスクステーション収録作にしてProjectEGGで配信されているシリーズを遊んでみます。その名も「式鬼の刻」。お笑い系ではなく、結構シリアスそう。
ハルマゲドンが迫る中、人々は陰陽道の研究から式鬼という使い魔を作り出した。しかし式鬼は上手く扱えず、式鬼は群れをなして人間を襲うようになる。「式鬼の刻」と呼ばれる時代の幕開けであった…。
自ら生み出しながら、それに反旗翻されるって最悪やな。
それにしてもなんとも懐かしい感じがします。世紀末への漠然とした恐怖…ノストラダムスなんかもまだ有効だった(笑)時代には、こういうフィクションが結構あった気がする。
ところで「式鬼」ってどう読むんだろう? しき? しきがみ?
主人公の宇都宮隼人 (うつのみやはやと、18歳) とその相棒、鷲の疾風 (ハヤテ)。
二人は隼人の父である龍王を倒し、鬼龍を壊滅させることを目的に旅をしている。
鬼龍は中国地方を支配する式鬼の集団で、龍王がそこの首領らしい (説明書調べ)。
しかし梵字まみれの画面が怖いな(笑)。呪われてそう…。
山口市に鬼龍が巣食ってるとの情報を得、早速向かう二人です。こういうちょっとしたビジュアルシーンが雰囲気を盛り上げてくれますねぇ。
式鬼と戦う一団を発見。彼らから情報を得るために加勢することに。
初戦闘。雑魚中の雑魚である子鬼が相手です。ここですぐに判明するのが隼人より疾風の方が断然強いってこと。主人公ェ…。
山口レジスタンスのリーダー伊集院春香とその弟、伊集院弘明と話します。
助かったとお礼を言う春香ですが、隼人は「助けたつもりはねぇ。龍王の居場所教えろ」とそっけなし。正義の主人公じゃないぜ、等と気取ってる感じがする。
弘明に「一人で龍王を倒すって?(嘲笑)」みたいに言われ、ケンカになりかけたりしつつ、春香から龍王に仕える四天王の一人、東天鬼が山口市役所跡地にいると教えてもらう。
共に戦いましょうと言う春香に対し「人間は信じない、虫酸が走る!」などと暴言浴びせる隼人。うーむ、人間と式鬼のハーフってことで差別受けまくってたんだろうか…それでこんなに人間を嫌うのかな。
今作はシンボルエンカウントタイプ。ワラワラ敵が寄ってきますが、歩くスピードはこっちが上なので、ある程度避けることも可能かな。
市役所跡地に乗り込むも、罠にかかってしまう隼人達。
電気ショックみたいの喰らってもうダメって感じでしたが、疾風が必死に力振り絞って春香と弘明を呼んできてくれ、無事助けられる隼人であった。かなり情けないが、春香らと触れ合って心がほぐれ格好良く成長してくれるんでしょう。きっと、たぶん。
レジスタンスの本部で目を覚ます隼人。
ここで二人が両親について話します。
春香の父はレジスタンスのリーダーだったが、一か月前、母と共に東天鬼に殺された。仇を打ち、山口を平和にするため父の跡を継いだのだとか。
隼人の母親は、村を隼人と共に追い出され、病気になって死んだ…。式鬼と関係を持った女として追放されたって感じか? これも隼人が人間を信じない理由っぽいな。
そんな風に母親のことは話してくれた隼人、しかし父親の話になると一変「出て行け!」と怒鳴りつける。母を不幸にしたのも、自分の境遇も全て父親が悪いってことだもんなぁ。その恨み相当深いぞコレは。
でも最後に助けてくれて感謝してると一言、照れてるのか信用したわけじゃないなんて余計な言葉がくっついてましたが、春香に少しは心を許してもいいって思い始めてるのかな。
挨拶もなく本部を出て行く二人。
そうはさせじと春香登場。なんやかんやで一緒に行くことに(笑)。この人は回復魔法使えるからいると心強いな。
弘明も仲間に。コイツは攻撃魔法が使える。
弘明が隼人の刀に触れようとすると、激怒する隼人。刀は母の形見らしい。
罠にかかった場所に行ってみると、アレ?隼人はドコ行った?と狼狽えてる式鬼共(笑)。
そこを急襲し、ぶっ倒す隼人達でした。
奥の通路をちょちょいと歩くと東天鬼のいる部屋に到着。東天鬼はお爺さんな見た目ですが、説明書によると能力の高い式鬼は人間に変身出来るとのこと。
隼人が式鬼としての姿を見せてくれます。が、左上に少しだけ角が見えているぐらいで、こんな小さい顔グラじゃぁ変化は殆どわかりませんがな(笑)。変身シーンは見せ場なんだから、しっかり描いて欲しかったぞ。
東天鬼は隼人の額の五芒星から龍王との関係を察したようで、ま、まさか…等とおののいている。それを見逃さず襲いかかる隼人でしたが…。
おっ、戦闘シーンの顔グラだと牙があるのがハッキリわかるな。五芒星は? 毛で隠れてるのか? あるいは若干黄色く光ってるトコが五芒星?
それはともかく全く歯が立たず(笑)。
ま、なーんもレベル上げとかせず乗り込んだから仕方ないか。
では次回は東天鬼を倒せたら書きますね(‘∀`)ノシ
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頭から角が!
口から牙が!
額から五亡星が!
ちゅ、中二病や…
ちゅ、中二病は正義だから…(汗)