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魔京伝 その09

金閣寺を出て、西大路通りを進む。応仁の乱の時代の悪霊とかが魔壊の影響で姿を現したりする…そんな物騒な話を仁科が解説してくれつつ進むのです。

わら天神でなにやらお爺さんと会話に。蒼摩和眞という予言師で、仁科は2年前の魔壊で鬼に襲われた際この人に助けられたのだという。

仁科がイマイチ物覚えが悪いことから「お前の脳みそは記憶容量が少ない」などと言っちゃう口の悪い老人だが予言の力は凄いらしい。

この人の予言がこれ。

天頂に真の満月

月より降るは永劫の闇

魔の都は闇に抱かれん

闇に八つの光

八つの贄を得

珠にその光を点す

大いなる慈悲の徴

一つにして全て

全てにして一つの珠

大いなる慈悲もて

古き怨念は浄化せり

ふむぅ。満月の日に玉梓が蘇るが八つの珠持つ犬士が慈悲の力で倒すであろう…みたいな?

気になるのは八つの贄ってとこだよな。犬士が死んで珠に力が宿り…みたいな話ならバタバタ仲間が死んでいってるのもある意味玉梓を倒すために必要なこととか? 最終的に仁科含め犬士全員死ぬんだろうか。でもその場合珠を使える人もいなくなるわけで…。まぁどうなるか見てみよう。

蒼摩和眞はこの町は玉梓との戦いのために用意されたものだという。いつか蘇る玉梓を迎え撃つための町ってこと? いつから京都にそんな使命が課されたんや…。町作った人は魔壊が起こって多くの人が死ぬことも知ってたろうに誰にも知らせてなかったよね。ヒドイな^^;

天神さんまで来ました。縁日で盛り上がるとか、京都は一般人立ち入り禁止になったなんて話と違いすぎる。いや、もともと住んでた人は今も住んでるって説明あればなんもおかしな事じゃないんだけど。

ちなみに近くの上七軒は怪しい薬を扱う店ばかりになって「薬座」と呼ばれているそうだ。もはや舞妓などいないのか。

なんか銃声が聞こえたので北野天満宮へ。

銃声の主は仁科の知り合いの賞金稼ぎ、冴闇忍だった。相手は牛の頭をした彫像で、仁科は妖気は感じないし動いてもいないと言うのだが…

いきなり動き出す像。仁科…アンタの感鈍ってるんやないか?

ともかく一撃で倒せるほど弱い敵だった。

ゴルゴみたいな眉してる忍のご尊顔。ある僧侶に仁科に来るよう伝言を頼まれてたそうで、仁科は移動の力がある信の珠を使ってその僧侶のもとへ!

しかし伝言承った人に偶然会えるとか運がイイなぁ仁科^^;

移動先はフワフワ漂う京都の空の上…ならぬ異空間らしい。僧侶はこれまでも出会ったあのお人。ここではじめて僧侶の名前が明らかになる。暁麒 (ぎょうき) という名で、なんと素藤の知り合いだという!

素藤は魔壊の最中玉梓に接触し、前世を思い出した。暁麒は素藤を闇から救うべく頑張ったが無理だった。その後伏姫と出会い、犬士やありさの力になってくれと頼まれたのだという。和眞とも知り合いのようで、予言が玉梓との戦いを意味するとも気付いている様子。なんか超常の力を持つ人大集合になってきたな(笑)。

暁麒は仁科のことを試したいらしく、催眠状態のありさとの戦いに。ありさを攻撃するわけには…と一方的にやられ続ける仁科。いつしか気を失います。

目を覚ますと健やかな笑顔のありさがそこに。さっきのありさは暁麒の作った幻影だったとさ。暁麒の試したかったこととは、仁科が敵と接触してるが故、深層催眠でもかけられてないかを確かめることだった。ありさを見ることで何らかの反応があるのではと思ったそうだが、仁科はしっかり仁科であったってことでいいのかな。御苑で素藤にされたおまじないみたいのが気になるんだよなぁ…。暁麒でも見抜けぬ素藤のスゴ技の可能性…。

戻れば北野天満宮。ここで暁麒が今後役に立つだろうと言って金閣寺で手に入れた龍水から神酒を作ってくれた。強力な清めの効果があるそうです。

もうひとつ、いくつかの呪文が記された古文書も貰う。ありさはこれで術を覚えたんだそうで、役に立つこともありそうですね。

敵は二条城にいると暁麒から教えてもらった仁科とありさ。他の犬士も既に向かっているという。スゴイよ暁麒! ずーっとわからなかった敵の居場所突き止めてたなんて! 有能!!

忍には金閣寺に怪我した人 (あゆみのこと?) がいるから助けに行ってやってと頼み、さぁ次回は二条城だ!

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コメント

  1. ブタロー

    主人公である仁科が一番謎の存在(設定がフワッフワというか)なまま、急展開になったような…(^_^;)
    それにしても、昔のパソコンのRPGやADVの雰囲気はいいですねぇ。

  2. トロフェ

    仁科はこのままなのか、最後になにか魅せてくれるのか、どうなるんでしょうね(笑)
    個人的には90年代の絵柄好きです。ドットも気合入ってますよね。