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魔京伝 その01

そろそろディスクステーション以外のソフトを…と思い立ち、なんとなくEGGで購入したのが日本クリエイトが発売した魔京伝。メーカー曰く日本初のインタラクティブ・ムービーと位置づけているそうな。

まさかのスクリーンキャプチャ機能の不在に、EGGもゲームによってシステム周り (?) が異なることを知った2018年…FastStone Captureなるフリーソフトでキャプチャしていくことにする。

さてこのゲームにおいて京都に何があったかというと、95年に時空震なるトンデモナイ地震で町は壊滅。引き裂かれた空間から魔物が現れ、戒厳令で民間人は立ち入りを許されない地となってしまった。この出来事を魔壊というそうです。

お~怖。阪神大震災でも京都は特に被害なかったけど震え上がったもんなぁ…。あの揺れ経験して地震恐怖症になった感ある。

で、このゲームの物語が始まるのは97年。

首相特別機が操作不能に! 京都に引き寄せられている?

首相でしょうか。飛行機落ちるかもしれないってのに慌てず騒がず…やっぱこんくらい肝が座ってないと首相なんてやってられませんわな (テキトー)

蟇田素藤 (ひきたもとふじ) と玉梓 (たまずさ) なるものの会話。

聞くからに悪役のようで、玉梓の力を取り戻すべく部下の素藤が動いているということらしい。部下にしてくれ~と自らやってくる人間もいて、玉梓はそいつらに力を与えると言っている。ハァ、どんな人間が集ってるのやら^^;

また、飛行機に乗っていた者は生贄にちょうどいいから死なさず連れて来いとも。首相のことか? 生贄にちょうどいいって…首相はすごいパワーみたいの秘めてるんだろうか。首相になるには超常の力が必要だった説だ (アホ)。

キャラ名を見て気付いた人もいるだろうけど、本作は南総里見八犬伝を元にした超伝奇モノだそうですよ。プレイヤーは読んだことがないので元ネタ全くわからない状態ですが^^;

就寝中の里見ありさ (17才) の元にご先祖様の霊が現れる。ご先祖様の伏姫 (ふせひめ) は、かつて里見家に仇をなす怨霊がおり、8人の勇者によって闇に放逐されたものの、魔壊によって冥府との道が開いてしまい、復活してしまったと語る。玉梓のことだな。

ありさは怨霊と戦うことが宿命、世界を救う希望…

気付けば伏姫の姿は消えていた。夢?

場面は変わって主人公の五条仁科 (ごじょうにしな) 登場。賞金稼ぎだそうだが危険物所持で捕まってしまったらしい(苦笑)。警察はよほど仁科が気に食わないのか、未解決事件の多くを仁科に擦り付けて死刑すらありうる状況だと (ヒドスギ)。

そこを政府の偉い人 (?) が間に入って、京都で首相を探してくれたら自由の身になれるよ、と。仁科の賞金稼ぎとしての腕は高く評価されてるらしい。

そんな提案を突っぱねる仁科。結局記憶操作装置にかけられてしまう(笑)。

記憶をいじられ出来上がったのは、首相を探しに京都へ行く賞金稼ぎの姿…

誰の依頼か知られては困るらしく、あくまで自発的に行くということになっている。首相の情報を得れば金になるから行くんだ…と。

ゲーム画面はこんな感じ。

見る、歩く、取る、喋るの4つのコマンドを駆使して進めていきます。

京都駅前ってことで、京阪バスがぶっ壊れてていきなり笑った。市バスは無事なのか?

なんかお坊さんがいたので話しかけてみる。魔壊で死んでしまった人の霊を慰めるため、京都中で拝んでいるらしい。なんと殊勝な…。

京都の現状なんかも教えてくれる。政府の介入で一時は魔物も鳴りを潜めたものの、一ヶ月前、ちょうど首相の乗った飛行機が御苑に不時着して以来、魔物の動きが活発になってきたとのこと。

魔物に対し政府は何をやったんだろうね。織田無道みたいな人いっぱい連れていく図が頭に浮かんでアカン(笑)。

坊さんと別れ、道を進む。アクセルとブレーキ間違えたという定番のニュースの如き光景ですがRintetsu? ああ、近鉄か。今はヨドバシになっちゃったねぇこの場所。

近々営業を再開するらしいが、一般人立入禁止の町で誰を相手に商売するんだろう? 説明書によると戒厳令は既に有名無実化して犯罪者がいっぱい逃げ込んでいるらしいが、デパート側は最新の防衛システムを導入し、ヤクザな連中を排除するそうだから、やべーやつ相手の商売する気はなさそう。そもそもデパートの従業員は一般人じゃないのか? 魔壊でも生き残った京都人はそのまま住み続けてるとか?

更に先へ進むと、なにやら少女がいる。その容姿は人を引きつけるとかなんとか、そんなことばかり思う仁科。惚れたか?(笑)。

早速ナンパよろしく声をかける仁科。少女はOPにも出てきたありさだな。

少女はいきなり「小さな珠を持ってませんか?」などと食い気味に聞いてくる。伏姫に8人の仲間がいるって言われてたし、珠を持ってる人が仲間 (勇者?) ってことなのかねぇ。

残念ながら仁科は持っておらず、「珠を持ってる人を見かけたら教えて」という願いも断られ表情が沈むありさ。アレ? 惚れたんじゃなかった?^^;

さっきの坊主なら何か知ってるかもと、教えた途端走って去っていくありさだった。

どうにも気になる。戒厳令はもう機能していないとはいえ、ならず者や魔物が跋扈するこんな所へいかにして来たのか? しかも桃子なる友人と二人で来たというが、宿命も何もないであろう桃子がこんな危険な場所への旅の誘いに乗ったというのも…。

ま、まぁいい。危険危険言われてるけど実はそうでもないんだってことなんでしょう。桃子は事情通でそういうことも知ってたんでしょう。そういうことにしておきましょう(笑)。

ではでは、走り去る直前のありさの可愛すぎる笑顔を見て、今回はここまで(‘∀`)ノシ

…桃子はドコに行ったんだろう? 姿が見えなかったが?

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コメント

  1. ブタロー

    仁科の動機が斬新かつ残念で、驚きしかないです…記憶操作って(^_^;)

  2. トロフェ

    いつか記憶が元に戻るのか、ちょっと楽しみにして進めていこうと思います(^^)